特許
J-GLOBAL ID:201403061376395078

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-062204
公開番号(公開出願番号):特開2014-185737
出願日: 2013年03月25日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】車両の走行中に最小変速比を学習することで、最小変速比の維持に必要な狭圧力を適正に供給できるようにした無段変速機の制御装置を提供する。【解決手段】最大変速比(LOW端レシオ)から最小変速比(OD端レシオ)までの変速比について予め規定された変速マップを検索して目標変速比を算出し、それと検出変速比の偏差が減少するように狭圧力を調整して無段変速機の変速を制御するようにした(S10)無段変速機の制御装置において、目標変速比が最小変速比あるいはその付近に算出されていると共に、入力トルクが安定しているとき、目標変速比に対応する狭圧力を超える余剰狭圧力を前記入力側要素に印加し(S12からS16)、余剰狭圧力が印加されたときに検出される変速比を最小変速比として学習し(S18)、学習された最小変速比に基づいて変速を制御する(S10)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両に搭載される動力源に接続される入力側要素と、前記車両の駆動輪に接続される出力側要素と、前記動力源の動力を前記入力側要素から前記出力側要素に伝達する伝達要素とからなる無段変速機と、最大変速比から最小変速比までの変速比について予め規定された変速マップを少なくとも前記車両の走行速度とアクセル開度とから検索して目標変速比を算出し、前記算出された目標変速比と検出される変速比との偏差が減少するように前記伝達要素に対する前記入力側要素と前記出力側要素の狭圧力を調整して前記無段変速機の変速を制御する変速制御手段とを備えた無段変速機の制御装置において、前記目標変速比が前記最小変速比あるいはその付近に算出されていると共に、前記動力源からの入力トルクが安定していると判断されるとき、前記目標変速比に対応する狭圧力を超える余剰狭圧力を前記入力側要素に印加する余剰狭圧力印加手段と、前記余剰狭圧力が印加されたときに検出される変速比を前記最小変速比として学習する最小変速比学習手段とを備え、前記変速制御手段は、前記最小変速比として前記学習された最小変速比が規定される前記変速マップに基づいて前記無段変速機の変速を制御することを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/662
FI (2件):
F16H61/02 ,  F16H61/662
Fターム (14件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA63 ,  3J552QA30C ,  3J552RB11 ,  3J552SA36 ,  3J552TA12 ,  3J552TB03 ,  3J552VA34W ,  3J552VA74W ,  3J552VB01W ,  3J552VD02W

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