特許
J-GLOBAL ID:201403063218014507

駐輪機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 張川 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-118715
公開番号(公開出願番号):特開2014-156238
出願日: 2013年06月05日
公開日(公表日): 2014年08月28日
要約:
【課題】オートリターン構造の簡略化と動作の安定化を図り、かつ組立・調整・修理等の作業効率の向上を図ることのできる駐輪機を提供する。【解決手段】ラックストッパープレート31のロック解除と、当接部321,331の圧接状態の解除と、下部ストッパープレート33のロック可能位置への移動とがほぼ同時に行われることにより、空車状態のラック11を含むメイン台車10がサブ台車20から分離して自動的に上昇を開始する(オートリターン)。【選択図】図19
請求項(抜粋):
自転車を搭載可能なラックと、そのラックを上下方向に立設された支柱に沿って昇降可能な第一スライダーとを有し、自転車を搭載しない空車状態のラックと前記第一スライダーとの合計荷重を牽引する機能を有する第一付勢部材によって常時上方に引き上げるように付勢される第一昇降部と、 その第一昇降部の下方に配置され、前記支柱に沿って前記第一昇降部と一体的に昇降可能な第二スライダーを有し、前記ラックに実車状態で搭載された自転車と前記第二スライダーとの合計荷重を牽引する機能を有する第二付勢部材によって常時上方に引き上げるように付勢される第二昇降部と、 前記第一昇降部と第二昇降部との間に設けられ、それらを前記支柱に対し個別にロック可能にするとともに、前記空車状態では前記第一昇降部の単独状態での昇降を可能とし、前記実車状態では前記第一昇降部及び第二昇降部にそれぞれ設けられた当接部が圧接することにより両者が連結した状態での昇降を可能とする係合部と、を備え、 前記係合部は、 前記第一昇降部の底面側において、前記支柱の所定位置にロックされたラックを操作部の人為的操作によりロック解除可能なラックストッパープレートと、前記ラックへの自転車の出し入れに応じ、前記空車状態では支柱側に前進移動し、前記実車状態では後退移動する連動プレートとを有する一方、 前記第二昇降部の上面側において、前記連動プレートの前後移動に追随して、前記空車状態では前記支柱側に前進してロック可能位置へ移動し、前記実車状態では前記支柱側から後退してロック解除される下部ストッパープレートと、その下部ストッパープレートに一端側が連結され、前記ラックへの自転車の出し入れに応じて上下方向の回動軸線の周りで可逆的に回動するとともに、他端側が前記ラックストッパープレートから下向きに突出する突起と対向するように配置される切換プレートとを有し、 前記支柱の下方位置において、前記空車状態のラックに自転車を搭載して前記実車状態とするとき、前記連動プレートを介して前記下部ストッパープレートが前記支柱側から後退してロック解除されかつ前記当接部が圧接状態になるとともに、前記切換プレートは所定方向へ回動して他端側が前記突起の先端で下向きに押圧されつつ相対移動する摺動状態を経た後前記突起の先端による押圧から解放され、 前記支柱の下方位置において、前記実車状態のラックから自転車を降ろして前記空車状態とするとき、前記連動プレートを介して前記下部ストッパープレートが前記支柱側へ前進してロックされかつ前記当接部の圧接状態が解除されるとともに、前記切換プレートは逆方向へ回動して他端側が前記突起の周面を押圧することにより前記ラックストッパープレートを前記支柱側から後退させてロック解除し、前記空車状態のラックを含む前記第一昇降部は前記第二昇降部から分離して上昇することを特徴とする駐輪機。
IPC (2件):
B62H 3/08 ,  E04H 6/06
FI (2件):
B62H3/08 ,  E04H6/06 X

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