特許
J-GLOBAL ID:201403063444901729

車輪位置検出装置およびそれを備えたタイヤ空気圧検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-008238
公開番号(公開出願番号):特開2013-147108
特許番号:特許第5585595号
出願日: 2012年01月18日
公開日(公表日): 2013年08月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車体(6)に対してタイヤを備えた複数の車輪(5a〜5d)が取り付けられた車両(1)に適用され、 前記複数の車輪(5a〜5d)それぞれに設けられ、固有の識別情報を含めたフレームを作成すると共に送信する第1制御部(23)を有する送信機(2)と、 前記車体(6)側に設けられ、受信アンテナ(31)を介して前記送信機(2)から送信されたフレームを受信することで、該フレームに含まれた前記識別情報毎に、前記フレームを送信してきた前記送信機(2)が前記複数の車輪(5a〜5d)のいずれに取り付けられたものであるかを特定し、前記複数の車輪(5a〜5d)と該複数の車輪(5a〜5d)それぞれに設けられた前記送信機(2)の識別情報とを対応づけて記憶する車輪位置検出を行う第2制御部(33)を有する受信機(3)とを備えた車輪位置検出装置であって、 前記送信機(2)は、該送信機(2)が取り付けられた車輪の回転に伴って変化する重力加速度成分を含む加速度に応じた検出信号を出力する加速度センサ(22)を有し、 前記送信機(2)では、前記第1制御部(23)は、該送信機(2)が取り付けられた車輪の中心軸を中心とし、かつ、該車輪の周方向の任意の位置を角度0°として、前記加速度センサ(22)の検出信号に含まれる重力加速度成分に基づいて前記送信機(2)の角度を検出すると共に、該角度が所定の送信角度になるタイミングで繰り返し前記フレームを送信させ、 前記第2制御部(33)は、前記複数の車輪(5a〜5d)と連動して回転させられると共に導体とされた歯の部分と前記歯の間に位置する部分が交互に繰り返される磁気抵抗の異なる外周面を有する歯車(12a〜12d)の歯の通過を検出する車輪速度センサ(11a〜11d)の検出信号に基づいて、前記歯車(12a〜12d)の歯位置を示す歯車情報を取得すると共に、前記フレームの受信タイミングのときの前記歯位置に基づいてバラツキ許容幅を設定し、該バラツキ許容幅を設定した後における前記フレームの受信タイミングのときの前記歯位置が前記バラツキ許容幅の範囲外であれば、該フレームが送信された送信機(2)の取り付けられた車輪の候補から除外していき、残った車輪を前記フレームが送信された送信機(2)の取り付けられた車輪として特定して登録することで前記車輪位置検出を行っており、 かつ、前記第2制御部(33)は、前記車輪位置検出中に他車両の車輪に取り付けられた送信機からの識別情報を含むフレームを受信すると、当該他車両からのフレームも含めて前記車輪位置検出を行い、前記フレームの受信タイミングのときの前記歯位置が前記バラツキ許容幅の範囲内に所定回数連続して含まれていれば、前記残った車輪を前記フレームが送信された送信機(2)の取り付けられた車輪として特定し、当該フレームに含まれた識別情報と対応付けて登録することを特徴とする車輪位置検出装置。
IPC (2件):
B60C 23/04 ( 200 6.01) ,  B60C 23/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60C 23/04 N ,  B60C 23/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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