特許
J-GLOBAL ID:201403063873789317
発光重合体の反復増幅
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 鶴田 準一
, 南山 知広
, 河合 章
, 中村 健一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-506472
公開番号(公開出願番号):特表2014-514570
出願日: 2012年04月16日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
【課題】液体標本内の分析物を高感度で検出する発光免疫分析方法を提供すること。【解決手段】本発明は,(i)分析物分子を結合するための小さな感知面を有するプローブを用いること,(ii)複数の結合分子及び複数の発光標識と抱合した高分子量分枝重合体を用いること,及び(iii)免疫複合体が形成されたプローブを,試薬容器及び増幅容器に1〜10回交互に浸し,試薬及び増幅重合体との反応を反復させて検出レベルの感度を改善すること,という特有な組合せを提供する。反復ごとに,発光信号は雑音に対して著しく増加する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
液体標本中の分析物を検出する方法であって,
(a)プローブを用意するステップであって,該プローブは該プローブのチップ上に固定された第1抗体を有し,該チップの表面は直径5mm以下である,ステップと,
(b)前記のプローブチップを,分析物を有する標本溶液を入れた標本容器に浸して,前記分析物を前記プローブチップ上の前記第1抗体に結合させるステップと,
(c)前記プローブチップを,結合対の第1要素と抱合した第2抗体である試薬を含む試薬溶液を入れた試薬容器に浸して,前記試薬を前記分析物に結合させるステップと,
(d)前記プローブチップを,第1洗浄溶液を入れた第1洗浄容器に浸して,前記プローブチップを洗浄するステップと,
(e)前記プローブチップを,前記結合対の第2要素の少なくとも5個の分子及び少なくとも25個の発光標識と抱合した重合体を含む増幅溶液を入れた増幅容器に浸して,前記分析物と,前記第1抗体と,前記第2抗体と,前記結合対の前記第1要素及び前記第2要素との免疫複合体を前記プローブチップ上に形成するステップであって,前記重合体は分枝しており,少なくとも百万ダルトンの分子量を有し,前記発光標識は2,000ダルトン未満の分子量を有するステップと,
(前記増幅容器内で前記増幅溶液を横方向に流動させて)
(f)前記プローブチップを,第2洗浄溶液を入れた第2洗浄容器に浸して,前記プローブチップを洗浄するステップと,
(g)前記ステップ(c)〜(f)を1〜10回反復するステップと,
(h)前記プローブチップ上の発光信号を測定することによって,形成された前記免疫複合体を検出するステップであって,前記第1抗体及び前記第2抗体は,前記分析物に対する抗体である,ステップと,
を有する方法。
IPC (3件):
G01N 33/543
, G01N 33/53
, G01N 21/78
FI (4件):
G01N33/543 575
, G01N33/53 U
, G01N33/543 501B
, G01N21/78 C
Fターム (14件):
2G054AB04
, 2G054BB10
, 2G054CA21
, 2G054CA22
, 2G054CA23
, 2G054CD01
, 2G054CE02
, 2G054EA01
, 2G054EA03
, 2G054EB01
, 2G054FA12
, 2G054FA17
, 2G054GA03
, 2G054GA04
引用特許:
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