特許
J-GLOBAL ID:201403065061123717

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-262532
公開番号(公開出願番号):特開2014-108653
出願日: 2012年11月30日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
【課題】乾燥路面での制駆動性能を維持しつつ、スノートラクション性能を向上するトレッドパターンを有する空気入りタイヤを提供する。【解決手段】トレッドパターンに設けられる3本の主溝のうち2つの主溝で作られる、タイヤセンターラインが通過する第1の陸部をタイヤ幅方向に通過する第1、第2のラグ溝が設けられている。第1、第2のラグ溝は、タイヤセンターラインに対して異なる向きに傾斜して通過する。前記第1のラグ溝は、前記第1の陸部と異なる第2の陸部の領域を横切る。さらに、第3のラグ溝が、前記第2の陸部の領域を横切る。前記第2の陸部は、前記第3のラグ溝と前記第1のラグ溝とによって画されて形成されたブロックであって、前記第2のラグ溝が途中で閉塞した第1のブロックと、前記第2のラグ溝が延びていない第2のブロックとを含む。前記トレッドパターンのスノートラクションインデックスは、180以上220以下である。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
空気入りタイヤであって、 複数のサイプが設けられたトレッド部にトレッドパターンを有し、 前記トレッドパターンは、 タイヤ周方向に並行して延びる少なくとも3本の主溝を含み、前記3本の主溝のうち隣り合う2本の主溝間にタイヤセンターラインが通るように前記2本の主溝が配置された周方向主溝群と、 前記3本の主溝間に挟まれた2つの陸部のうち前記タイヤセンターラインが通過する第1の陸部をタイヤ幅方向に通過するラグ溝であって、前記タイヤセンターラインを横切るとき、前記タイヤセンターラインに対して異なる向きに傾斜して通過する、タイヤ周方向に交互に設けられた複数の第1のラグ溝及び複数の第2のラグ溝を含み、前記第1のラグ溝が、前記2つの陸部のうち前記第1の陸部と異なる第2の陸部の領域を横切るように形成された第1のラグ溝群及び第2のラグ溝群と、 前記第2の陸部の領域を横切るラグ溝であって、タイヤショルダー部の側から前記タイヤセンターラインに向けてタイヤ幅方向に延びる複数の第3のラグ溝がタイヤ周方向に設けられた第3のラグ溝群と、を有し、 前記第2の陸部は、前記第3のラグ溝の1つと前記第1のラグ溝の1つとによって画されて形成されたブロックであって、前記第2のラグ溝の1つが前記タイヤセンターラインから延びて途中で閉塞した第1のブロック及び前記第2のラグ溝が延びていない第2のブロックとを複数含み、前記第2の陸部には、タイヤ周方向に前記第1のブロックの1つと前記第2のブロックの1つとを一組として複数組がタイヤ周方向に連なって設けられており、 前記トレッドパターンの下記式(1)で定まるスノートラクションインデックスSTIが、前記トレッド部にサイプを設けることにより、180以上220以下となっている、ことを特徴とする空気入りタイヤ。 STI = -6.8 + 2202・ρg + 672・ρs + 7.6・Dg (1) (ρgは、前記空気入りタイヤに設けられる全溝のタイヤ幅方向に投影した長さの合計長さ(mm)を、(接地幅×周長)(mm2)で割った値であり、ρsは、前記空気入りタイヤに設けられる全サイプのタイヤ幅方向に投影した長さの合計長さ(mm)を、(接地幅×周長)(mm2)で割った値であり、Dgは、溝の平均深さ(mm)である。)
IPC (4件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/12
FI (4件):
B60C11/11 E ,  B60C11/04 H ,  B60C11/12 C ,  B60C11/04 C

前のページに戻る