特許
J-GLOBAL ID:201403065211541253

車両用前部骨格構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-265792
公開番号(公開出願番号):特開2014-108773
出願日: 2012年12月04日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
【課題】従来に比較して衝撃荷重を好適に吸収することができる車両用前部骨格構造を提供する。【解決手段】所定以上の大きさの下方へ向かう方向成分を含む衝撃荷重Fが加えられたときに、第1連結装置20によって、第1連結用側壁12cおよび12dに対して第2連結用側壁16cおよび16dの下方への相対変位が許容されてラジエータサポートアッパサイド部材16の後端部16bが側部骨格部材の前端部に対して下方へ変位されると共に、その衝撃荷重Fがラジエータサポートアッパサイド部材から側部骨格部材へ伝達される。これによって、従来のような衝撃荷重Fによってラジエータサポート部材の後端部が側部骨格構造の前端部から脱落するものに比較して衝撃荷重Fを好適に吸収させることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両のフロントピラーの下部から車両前後方向に沿って配設される側部骨格部材と、車幅方向に配置される枠状のラジエータサポート部材と、該ラジエータサポート部材の車幅方向の両側に設けられたラジエータサポート連結部と前記側部骨格部材の前端部との間を連結するラジエータサポートアッパサイド部材とを備える車両用前部骨格構造であって、 前記側部骨格部材の前端部は、該側部骨格部材の前端部の後端側に隣接する部位の側壁に対して低くなる段差を形成する高さの一対の第1連結用側壁を有するものであり、 前記ラジエータサポートアッパサイド部材の後端部は、一対の第2連結用側壁とそれら一対の第2連結用側壁の上端部の間を結合する第2上壁とを一体的に有して下方へ開く逆U字状の断面を有するものであり、 前記一対の第1連結用側壁の上端と前記第2上壁との間に隙間が形成される状態で、該一対の第1連結用側壁の外壁面と前記一対の第2連結用側壁の内壁面との間の面圧を発生させて前記側部骨格部材の前端部と前記ラジエータサポートアッパサイド部材の後端部とを相互に固定し、所定以上の大きさの下方へ向かう方向成分を含む衝撃荷重が加えられたときに前記第1連結用側壁に対して前記第2連結用側壁の下方への相対変位を許容する第1連結装置を、含むことを特徴とする車両用前部骨格構造。
IPC (1件):
B62D 25/08
FI (1件):
B62D25/08 C
Fターム (9件):
3D203AA04 ,  3D203AA05 ,  3D203BB33 ,  3D203BB44 ,  3D203BB54 ,  3D203CA23 ,  3D203CA38 ,  3D203CB09 ,  3D203DA42
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車体前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-166512   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-097044   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両前部の構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-135553   出願人:マツダ株式会社
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