特許
J-GLOBAL ID:201403065266336730

チェーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津野 孝 ,  小田 光春 ,  加藤 来
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-255611
公開番号(公開出願番号):特開2014-101971
出願日: 2012年11月21日
公開日(公表日): 2014年06月05日
要約:
【課題】1対の連結ピン部分が、長手方向での対向部で、該1対の連結ピン部分を連結している1対のプレート部分に対し、チェーン張力を引張り力として作用させることで、プレート部分の疲労強度の向上により耐久性が向上すると共に、リンクユニットとリンクプレートとの間の摺動抵抗の低減により動力損失が低減するチェーンを提供する。【解決手段】チェーン100において、1対のリンクプレート160が屈曲可能に連結される1つのリンクユニット101は、1対の連結ピン部分110と1対のプレート部分140とが、1対の連結ピン部分110の、長手方向で対向する1対の対向部111に位置する接合部150にて、一体不離に接合されて形成される。幅方向で隣り合うプレート部分140とリンクプレート160との間に、リンクプレート160がプレート部分140に近づくことを規制する規制部123が、連結ピン部分110に設けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のリンクユニットおよび複数組の1対のリンクプレートが、1つのリンクユニットおよび1対のリンクプレート毎に、長手方向に交互に屈曲可能に連結されることにより形成されて、スプロケットに巻き掛けられるチェーンであって、 前記リンクユニットが、長手方向で離間している1対の連結ピン部分と、前記1対の連結ピン部分を連結していると共に幅方向で離間している1対のプレート部分とから構成され、 前記プレート部分が、前記1対の連結ピン部分と前記プレート部分とが一体不離に接合している1対の接合部で、前記1対の連結ピン部分を連結しており、 前記1対の連結ピン部分が、長手方向で対向する側の1対の対向部と、長手方向で前記1対の対向部とは反対側の1対の非対向部とを有し、 前記連結ピン部分が、チェーン張力を、前記1対の対向部にそれぞれ位置している前記1対の接合部を通じて前記プレート部分に作用させ、 前記1対のリンクプレートが、幅方向で前記1対のプレート部分を挟んで、前記連結ピン部分の1対の支持部に屈曲可能にそれぞれ連結され、 幅方向で隣り合う前記プレート部分と前記リンクプレートとである隣接プレート部分と隣接リンクプレートとの間の幅方向範囲内に位置して、前記隣接リンクプレートが前記隣接プレート部分に近づくことを規制する規制状態を実現する規制部が設けられ、 前記規制状態で、前記隣接プレート部分および前記隣接リンクプレートが互いに幅方向で対面する対面部分の間に、幅方向隙間が形成され、 前記リンクユニットの前記1対の連結ピン部分および前記1対のプレート部分により囲繞された第1噛合い空間と、長手方向で隣り合う前記リンクユニット同士の連結ピン部分および前記1対のリンクプレートにより囲繞された第2噛合い空間とが、長手方向に交互に形成され、 前記スプロケットの複数のスプロケット歯が、前記第1噛合い空間および前記第2噛合い空間のそれぞれに対して1つずつ、順次、進入可能であることを特徴とするチェーン。
IPC (1件):
F16G 13/06
FI (2件):
F16G13/06 A ,  F16G13/06 B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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