特許
J-GLOBAL ID:201403065268374833

流下液膜式蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-162730
公開番号(公開出願番号):特開2014-020755
出願日: 2012年07月23日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】上部カバー及び冷媒桶を有しておりタンク内の伝熱管群とタンク上部の蒸気出口管との上下方向間に設けられた液冷媒散布装置によって冷媒入口管を通じてタンク内に供給される気液二相状態の冷媒のうちの液冷媒を伝熱管群に流下させ、伝熱管群によって液冷媒を蒸発させる流下液膜式蒸発器において、上部カバーからの液冷媒の液滴のキャリーオーバー現象の発生を抑える。【解決手段】流下液膜式蒸発器(1)では、上部カバー(36)の蒸気出口管(18)に近い部分における開口率が上部カバー(36)の蒸気出口管(18)から遠い部分における開口率よりも小さくなるように、上部カバー(36)に多数の上部カバー通気孔(40)を形成している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
上部に蒸気出口管(18)が設けられたタンク(10)内に配置されており、複数の伝熱管(21)を有する伝熱管群(20)と、 前記タンク内の前記伝熱管群と前記蒸気出口管との上下方向間において、前記タンクに設けられた冷媒入口管(17)を通じて前記タンク内に供給される気液二相状態の冷媒のうちの液冷媒を溜めた後に下方の前記伝熱管群に流下させる冷媒桶(33)と、前記冷媒桶の上方に隙間を空けて配置されており前記冷媒桶の上方を覆う上部カバー(36)と、を有する液冷媒散布装置(30)と、 を備えており、前記伝熱管内を流れる熱媒体と前記冷媒桶から流下する液冷媒との熱交換によって液冷媒を蒸発させる流下液膜式蒸発器において、 前記上部カバーの前記蒸気出口管に近い部分における開口率が前記上部カバーの前記蒸気出口管から遠い部分における開口率よりも小さくなるように、前記上部カバーに多数の上部カバー通気孔(40)を形成している、 流下液膜式蒸発器(1)。
IPC (1件):
F25B 39/02
FI (1件):
F25B39/02 N

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