特許
J-GLOBAL ID:201403065646232473

風計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 英昭 ,  濱田 初音 ,  久米 輝代 ,  河村 秀央
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-130776
公開番号(公開出願番号):特開2013-253910
出願日: 2012年06月08日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】動揺が比較的大きい場合でも風計測精度の劣化を抑制することのできる風計測装置を得る。【解決手段】動揺補正点算出部7は、アンテナ制御部4からのビーム走査角情報と、動揺検出部5からの動揺情報と、ビーム方向設定部6からの視線方向及び距離情報とを用いて、本来指向している視線方向と、実際に指向している視線方向である動揺後視線方向とを求め、かつ、動揺後視線方向に最も近い本来指向している視線方向を最近視線方向として算出する。動揺補正部8は、動揺後視線方向の視線方向成分を、最近視線方向に射影し、射影した視線方向成分に基づいてドップラ情報を補正し、動揺補正後ドップラ速度を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空間に電磁波もしくは音波を放射し、目標物で反射されて受信される受信信号のドップラ周波数から得られるドップラ速度に基づいて、遠隔点の風向風速を計測する風計測装置であって、 前記受信信号を周波数変換してドップラスペクトルを算出するスペクトル算出部と、 前記ドップラスペクトルをインコヒーレント積分する積分処理部と、 前記積分後のドップラスペクトルから、信号強度とドップラ速度とドップラ速度幅とのうち、少なくとも一つを含むドップラ情報を推定するドップラ情報算出部と、 所定アンテナ制御諸元に基づいて、前記電磁波もしくは音波を放射するためのアンテナを制御し、ビーム走査するとともに、所定時間間隔でビーム走査角情報を出力するアンテナ制御部と、 前記電磁波もしくは音波を放射する放射手段と前記目標物で反射された信号を受信する受信手段とを保持するプラットフォームの動揺角、角速度、角加速度のうち少なくとも一つを含む動揺情報を検出する動揺検出部と、 所定観測領域を、前記所定アンテナ制御諸元に基づいてアンテナを制御しビーム走査した際に得られる視線方向及び距離情報を算出するビーム方向設定部と、 前記ビーム走査角情報と、前記動揺情報と、前記視線方向及び距離情報とを用いて、本来指向している視線方向と、実際に指向している視線方向である動揺後視線方向とを求め、かつ、前記動揺後視線方向に最も近い前記本来指向している視線方向を最近視線方向として算出する動揺補正点算出部と、 前記動揺後視線方向の視線方向成分を、前記最近視線方向に射影し、当該射影した視線方向成分に基づいて前記ドップラ情報を補正し、動揺補正後ドップラ速度を算出する動揺補正部と、 前記動揺補正後ドップラ速度と、前記ビーム走査角情報に基づき、前記所定観測領域の風向と風速のうち少なくとも一方を含む風情報を算出する風情報算出部とを備えたことを特徴とする風計測装置。
IPC (3件):
G01W 1/08 ,  G01P 5/00 ,  G01P 13/00
FI (4件):
G01W1/08 C ,  G01P5/00 D ,  G01P13/00 E ,  G01W1/08 G
Fターム (5件):
2F034AA02 ,  2F034DA10 ,  2F034DA16 ,  2F034DB10 ,  2F034DB15
引用特許:
出願人引用 (6件)
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