特許
J-GLOBAL ID:201403065717241916

マルチチャネルエコー消去装置、マルチチャネルエコー消去方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-130581
公開番号(公開出願番号):特開2013-255155
出願日: 2012年06月08日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】音響エコーを消去するための演算量を削減する。【解決手段】周波数変換部11は再生信号を周波数領域に変換する。波数変換部12は周波数領域の再生信号を波数領域に変換する。エコーレプリカ生成部22は波数領域の再生信号を波数の有効範囲内で適応フィルタ係数を乗算することで波数領域のエコーレプリカを生成する。逆波数変換部31は波数領域のエコーレプリカを周波数領域に変換する。逆周波数変換部32は周波数領域のエコーレプリカを時間領域に変換する。エコー消去部33は収音信号から時間領域のエコーレプリカを減算し誤差信号を生成する。誤差周波数変換部41は誤差信号を周波数領域に変換する。誤差波数変換部42は周波数領域の誤差信号を波数領域に変換する。エコーレプリカ生成部22は波数領域の再生信号と誤差信号から波数の有効範囲内で算出した修正量を用いて波数領域の適応フィルタ係数を更新する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
直線上に等間隔に配列されたP(P≧2)個のスピーカと、 直線上に等間隔に配列されたP個のマイクロホンと、 前記スピーカから出力されるPチャネルの再生信号を周波数領域再生信号に変換する周波数変換部と、 前記周波数領域再生信号を波数領域再生信号に変換する波数変換部と、 前記周波数ごとに波数の有効範囲を算出し、前記波数領域再生信号を前記有効範囲に限定する波数限定部と、 前記有効範囲内で前記波数領域再生信号に波数領域適応フィルタ係数を乗算し、波数領域エコーレプリカを生成する乗算部と、 前記有効範囲外の波数におけるエコーレプリカを0とする波数0詰め部と、 前記波数領域エコーレプリカを周波数領域エコーレプリカに変換する逆波数変換部と、 前記周波数領域エコーレプリカを時間領域エコーレプリカに変換する逆周波数変換部と、 前記マイクロホンから収音されるPチャネルの収音信号から前記時間領域エコーレプリカを減算し、誤差信号を生成するエコー消去部と、 前記誤差信号を周波数領域誤差信号に変換する誤差周波数変換部と、 前記周波数領域誤差信号を波数領域誤差信号に変換する誤差波数変換部と、 前記波数領域誤差信号を、周波数ごとに算出済みの前記有効範囲に限定する誤差波数限定部と、 前記有効範囲内で前記波数領域再生信号と前記波数領域誤差信号を用いて、前記波数領域適応フィルタ係数の修正量を算出する修正量算出部と、 前記修正量を用いて、前記波数領域適応フィルタ係数を更新するフィルタ係数更新部と、 を備えるマルチチャネルエコー消去装置。
IPC (3件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 3/56
FI (3件):
H04R3/02 ,  H04B3/23 ,  H04M3/56
Fターム (6件):
5D220CC06 ,  5K046HH12 ,  5K046HH24 ,  5K046HH56 ,  5K046HH79 ,  5K201EE20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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