特許
J-GLOBAL ID:201403065813332426

従来溶剤の代替溶剤によって臭気抽出物を抽出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-503187
公開番号(公開出願番号):特表2014-515700
出願日: 2012年04月06日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】 【解決手段】 本発明は、臭気化合物を含有する有機原料から揮発性臭気化合物を抽出する方法であって、次の工程を含む方法に関する:a)前記有機原料を、少なくとも1つの浴中で10°C〜70°Cの温度にて、前記浴で溶剤として使用される炭酸ジメチルと接触させ、前記炭酸ジメチル溶剤に前記有機材料の揮発性臭気化合物を負荷し、液体有機相を得る工程;b)前記液体有機相を前記浴から回収する工程;c)回収した液体有機相が、有機材料から生じる炭酸ジメチル不混和性の水相を含む場合に、液体有機相をデカンテーションして揮発性臭気化合物を負荷した炭酸ジメチルを前記不混和性水相から分離し、水相を除去する工程;d)蒸発によって炭酸ジメチルを部分的に除去し、揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物を回収する工程;e)蒸発によって炭酸ジメチルを部分的に除去した後に揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物が水を含有する場合に、予備濃縮抽出物をデカンテーションして水を除去する工程;及びf)揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物を蒸発によって濃縮し、揮発性臭気化合物の抽出物を得る工程。本発明は、本発明の方法によって調製された揮発性臭気化合物の抽出物及び香料、香料製造業成分、食品香料又は更には化粧品組成物へのその使用にも関する。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
臭気化合物を含有する有機原料から揮発性臭気化合物を抽出する方法であって、 a)前記有機原料を、溶剤として使用される炭酸ジメチルと、少なくとも1つの浴中で10°C〜70°Cの温度にて接触させ、前記炭酸ジメチルに前記有機材料の揮発性臭気化合物を負荷させて、液体有機相を得る工程; b)前記液体有機相を前記浴から回収する工程; c)回収された液体有機相が有機材料から生じる炭酸ジメチル不混和性の水相を含む場合に、液体有機相をデカンテーションして揮発性臭気化合物を負荷した炭酸ジメチルを前記不混和性水相から分離し、水相を除去する工程; d)炭酸ジメチルを蒸発により部分的に除去し、揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物を回収する工程; e)蒸発による炭酸ジメチルの部分的除去後に得られた揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物が水を含有する場合に、予備濃縮抽出物をデカンテーションして水を除去する工程;及び f)揮発性臭気化合物の予備濃縮抽出物を蒸発によって濃縮し、揮発性臭気化合物の抽出物を得る工程、 を含む方法。
IPC (2件):
B01D 11/02 ,  A61Q 13/00
FI (2件):
B01D11/02 A ,  A61Q13/00 101
Fターム (12件):
4C083FF01 ,  4C083KK01 ,  4D056AB15 ,  4D056AC09 ,  4D056CA14 ,  4D056CA17 ,  4D056CA20 ,  4D056CA33 ,  4D056CA39 ,  4D056DA01 ,  4D056DA06 ,  4D056DA10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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