特許
J-GLOBAL ID:201403066113798730

アラームレベル設定部を有するモータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  南山 知広 ,  河合 章 ,  中村 健一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-197219
公開番号(公開出願番号):特開2014-054088
特許番号:特許第5638043号
出願日: 2012年09月07日
公開日(公表日): 2014年03月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 交流電源側から供給された交流電力を直流電力に変換して直流側へ出力し、モータ減速時には直流側から供給された直流電力を交流電力に変換して交流電源側へ出力する順変換器と、 直流側から供給された直流電力をモータの駆動のための交流電力に変換して交流モータ側へ出力し、モータ減速時には交流モータ側からの回生交流電力を直流電力に変換して直流側へ出力する逆変換器と、 前記順変換器の直流側と前記逆変換器の直流側とを接続し、直流電力を蓄積し得るDCリンクコンデンサを有するDCリンク部と、 前記DCリンクコンデンサの直流電圧値を検出する電圧検出部と、 前記DCリンクコンデンサの直流電圧値についての過電圧アラームレベルを設定するアラームレベル設定部と、 前記電圧検出部が検出した直流電圧値が前記アラームレベル設定部で設定した過電圧アラームレベルを超えたか否かを判定するアラーム判定部と、 前記電圧検出部が検出した直流電圧値が前記アラームレベル設定部で設定した過電圧アラームレベルを超えたと前記アラーム判定部が判定した場合、前記逆変換器に対する変換動作の停止指令を通知するアラーム通知部と、 を備えるモータ駆動装置において、 前記アラームレベル設定部は、 前記アラーム判定部が過電圧アラームレベルを超えたと判定してから前記逆変換器が変換動作を停止するまでに要する時間である第1のパラメータと、モータ減速時に発生した回生交流電力を前記逆変換器が変換することにより生成される直流電力の量である第2のパラメータと、モータ減速時に前記順変換器により交流電源側に戻す交流電力を生成するのに用いられる直流電力の量である第3のパラメータと、前記DCリンクコンデンサの容量である第4のパラメータと、に基づいて、前記アラーム判定部が過電圧アラームレベルを超えたと判定してから前記逆変換器が変換動作を停止するまでに要する時間の間における前記DCリンクコンデンサの直流電圧値の上昇分を予測演算する予測演算部と、 前記上昇分から算出される前記逆変換器が変換動作を停止した時点における前記DCリンクコンデンサの直流電圧値が、前記DCリンクコンデンサの耐圧ならびに前記順変換器および前記逆変換器内の各素子の耐圧に基づいて設定される所定の閾値より大きい場合は、前記上昇分に基づいて前記過電圧アラームレベルを設定し、前記所定の閾値より小さい場合は、前記過電圧アラームレベルとして前記所定の閾値を設定する確定部と、 を有することを特徴とするモータ駆動装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ( 200 7.01) ,  H02M 7/797 ( 200 6.01)
FI (2件):
H02M 7/48 M ,  H02M 7/797
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-193573
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-030943   出願人:松下電工株式会社
  • 交流電気車の電力変換装置およびその保護動作方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-165761   出願人:東芝トランスポートエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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審査官引用 (4件)
  • 特開平2-193573
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-030943   出願人:松下電工株式会社
  • 交流電気車の電力変換装置およびその保護動作方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-165761   出願人:東芝トランスポートエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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