特許
J-GLOBAL ID:201403066122183250

クリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 大島特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-178629
公開番号(公開出願番号):特開2014-034871
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】野縁と野縁受けとを結合するクリップにおいて、結合作業を容易にする。【解決手段】クリップ1は、野縁受けを覆って野縁に係止する。その4つの係止爪29,32,39,41は、野縁に挿入するときは1列に並び、野縁と野縁受けとを結合させるときは各々が平行四辺形の頂点を構成するように、位置を変えることができる。このように4つの係止爪の位置を変えることができるように、クリップ1は、互いに遠隔する対角に位置する第1係止爪29及び第2係止爪32を備えた上側部材21と、互いに近接する対角に位置する第3係止爪39及び第4係止爪41とを備えた下側部材22と、上方から上側部材21の挿通孔27に挿通され、下側部材22の雌ねじ孔37に螺合し、先端が野野縁受けに当接するボルト23とを備える。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
建築構造体に支持された野縁受けの下方に、底壁部と、前記底壁部の両側縁から上方に直角に立ち上がった一対の側壁部と、前記両側壁部の上端から互いに近接する方向に張り出した一対のリップ部とを備えた野縁を、前記野縁受けに取り付けるためのクリップであって、 挿通孔が形成されて前記野縁受けの上部を前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第1頭部と、前記第1頭部の両端からそれぞれ前記野縁受けを挟むように下方に延出し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に至る第1脚部及び第2脚部と、前記第1脚部の下端部に設けられて前記リップ部の一方に係止され得る第1係止爪と、前記第2脚部の下端部に設けられて前記リップ部の他方に係止され得る第2係止爪とを備えた上側部材と、 前記上側部材の前記第1頭部の下方に、かつ前記第1脚部及び前記第2脚部の間に配置され、雌ねじ孔が形成されて前記野縁受けの上部を前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第2頭部と、前記第2頭部の両端からそれぞれ前記野縁受けを挟むように下方に延出し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に至る第3脚部及び第4脚部と、前記第3脚部の下端部に設けられて前記リップ部の前記他方に係止され得る第3係止爪と、前記第4脚部の下端部に設けられて前記リップ部の前記一方に係止され得る第4係止爪と備えた下側部材と、 上方から前記挿通孔及び前記雌ねじ孔を順に通過し、前記雌ねじ孔に螺合し、先端が前記野縁受けの上部に突き当たるねじ部材とを有し、 前記第1脚部及び前記第3脚部は前記野縁受けの幅方向における一側に配置され、前記第2脚部及び前記第4脚部は前記野縁受けの幅方向における他側に配置され、 前記ねじ部材を中心として、前記上側部材及び前記下側部材を相対回転させることによって、前記第1係止爪及び前記第3係止爪の突出端間距離が小さく、かつ前記第2係止爪及び前記第4係止爪の突出端間距離が小さい近接状態と、前記第1係止爪及び前記第3係止爪の突出端間距離が大きく、かつ前記第2係止爪及び前記第4係止爪の突出端間距離が大きい拡開状態とを切り替えることができ、前記近接状態において前記第1〜第4係止爪を前記リップ部間に挿入でき、かつ拡開状態において前記第1〜第4係止爪を前記リップ部に係止させ得ることを特徴とするクリップ。
IPC (1件):
E04B 9/18
FI (1件):
E04B5/58 R

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