特許
J-GLOBAL ID:201403066581340784

マルチキャスト経路切戻し制御方法及び装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  石原 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-184637
公開番号(公開出願番号):特開2014-042218
出願日: 2012年08月23日
公開日(公表日): 2014年03月06日
要約:
【課題】 マルチキャスト経路切戻しの際、経路切戻し区間の下流側端点ルータにおいて上流(隣接)ルータにおけるマルチキャストパケット転送の復旧の後にマルチキャスト経路を切り戻してマルチキャストフローの断時間を(1秒以内程度に)極小化する。【解決手段】 経路切戻し区間の下流側端点ルータが、リンク故障等の復旧に伴ってユニキャスト経路情報を復旧した際、関連する(S,G)についてのIIF切戻し可否問合せを上流(隣接)ルータに送信し、経路切戻し区間の下流側端点ルータの上流(隣接)ルータが、同IIF切戻し可否問合せの対象(S,G)に対応するマルチキャストルーティングテーブル上の(S,G)エントリを復旧し、その上で上流ルータに当該(S,G)に対する加入要求を送信したら、下流ルータに当該(S,G)についてのIIF切戻し許可通知を送信し、経路切戻し区間の下流側端点ルータが、同IIF切戻し許可通知に基づいてIIFを切り戻す。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
RFC4601/3569に規定されたPIM-SM/SSMプロトコルに代表されるようなマルチキャストルーティング技術を用いつつ、マルチキャスト転送経路が冗長化されている通信ネットワークにおいて、マルチキャスト転送経路上のリンク故障等の復旧に伴ってマルチキャスト経路を切り戻す場合に対応したマルチキャスト経路切戻し制御方法であって、 経路切戻し区間の下流側端点ルータの上流(隣接)ルータが、 マルチキャストルーティングテーブル上の(S,G)エントリを削除した際、当該(S,G)エントリの情報を(S,G)エントリ削除リストに保存しておき、 リンク故障等の復旧に伴ってユニキャスト経路情報を復旧した際、復旧したユニキャスト経路情報に関連する(過去にリンク故障等の発生に伴って削除した)マルチキャストルーティングテーブル上の(S,G)エントリを前記(S,G)エントリ削除リストの参照によって復旧し、その上で上流ルータ(経路切戻し区間の下流側端点ルータからは2ホップ上流のルータ)に当該(S,G)に対する加入要求を送信したら(即ち、当該(S,G)のマルチキャストパケットの転送が復旧したら)、下流ルータにユニキャスト経路情報を広告し、 経路切戻し区間の下流側端点ルータが、 同ユニキャスト経路情報に基づいてユニキャスト経路情報を復旧し、復旧したユニキャスト経路情報に関連する(S,G)についてのIIFを切り戻す ことを特徴とするマルチキャスト経路切戻し制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/707 ,  H04L 12/70
FI (2件):
H04L12/56 100A ,  H04L12/56 260Z
Fターム (8件):
5K030GA12 ,  5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030JA11 ,  5K030KA05 ,  5K030LB08 ,  5K030LD06 ,  5K030MD02

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