特許
J-GLOBAL ID:201403066745939437

車両用電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-143459
公開番号(公開出願番号):特開2014-005916
出願日: 2012年06月26日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】回転不能に固定された電磁石が連れ回されるような故障が発生した際に、車両に作用する減速トルクを抑制する。【解決手段】電磁石66が連れ回されるような故障が発生すると、第1リブ部62b1及び第2リブ部62b2は、それぞれ独自に窪み部70dからデフキャリヤ70の内周側壁面70cへ乗り上がろうとすると共に、第1リブ部62b1及び第2リブ部62b2はそれぞれ径方向の所定位置における周方向の幅Wがその所定位置から内周側壁面70cまでの径方向の長さLよりも短くされているので、内周側壁面70cへの乗り上がりの際に、ヨークリブ部62bが噛み込み難かったり、ヨークリブ部62bの一部が破断し難かったりして、その所定位置から内周側壁面70cまでの空間内に倒れた状態でヨークリブ部62b全体が収容され易くなる。よって、ヨークリブ部62bとデフキャリヤ70との間の摺動トルクを抑制することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ヨーク部材と該ヨーク部材に一体的に固定される電磁コイルとを有し、非回転部材であるケース内にて回転軸心回りに回転不能に固定された電磁石を備え、該電磁石の作用によって動力伝達経路の断続を行う車両用電磁クラッチであって、 前記ヨーク部材は、ヨーク本体部と、該ヨーク本体部から径方向外側へ突出する突出部とを備え、 前記ケースは、径方向外周側に設けられたケース外壁部の内周側壁面に径方向外周側へ凹む窪み部が形成されており、 前記突出部は、径方向外周側の一部分が前記窪み部に収容されていると共に、径方向の所定位置における周方向の幅が、該所定位置から前記内周側壁面までの径方向の長さよりも短くされていることを特徴とする車両用電磁クラッチ。
IPC (1件):
F16D 27/10
FI (2件):
F16D27/10 371D ,  F16D27/10 371A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭50-157755
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-157755

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