特許
J-GLOBAL ID:201403067097516076
芳香族炭化水素製造装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
宮崎 昭夫
, 石橋 政幸
, 緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-251952
公開番号(公開出願番号):特開2014-097966
出願日: 2012年11月16日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
【課題】芳香族炭化水素製造の消費エネルギーを削減する。【解決手段】C8+アロマ富化留分とより軽い成分の富化留分とを得る第一蒸留装置;C8+アロマ富化留分からC8アロマ富化留分とC9+アロマ富化留分とを得る第二蒸留装置;C8アロマ富化留分からパラキシレン含有エキストラクトとキシレン異性体含有ラフィネートとを得る吸着分離装置;エキストラクトからパラキシレン富化留分と脱離剤富化留分とを得る第三蒸留装置;及びラフィネートからキシレン異性体富化留分と脱離剤富化留分とを得る第四蒸留装置を含む芳香族炭化水素製造装置であって、第二蒸留装置が濃縮部を含みより高圧で気液接触を行う高圧部;回収部を含みより低圧で気液接触を行う低圧部;低圧部塔頂蒸気を高圧部塔底部に導くライン;高圧部塔底液を低圧部塔頂部に導くライン;及び濃縮部から回収部に熱を移動させる熱交換構造を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原料から、蒸留によって、炭素数8以上の芳香族炭化水素が富化された留分と、炭素数8以上の芳香族炭化水素より軽質な成分が富化された留分とを得る第一の蒸留装置と、
第一の蒸留装置から得られる、炭素数8以上の芳香族炭化水素が富化された留分から、蒸留によって、炭素数8の芳香族炭化水素が富化された留分と、炭素数9以上の芳香族炭化水素が富化された留分とを得る第二の蒸留装置と、
第二の蒸留装置から得られる、炭素数8の芳香族炭化水素が富化された留分から、吸着分離によって、パラキシレンを分離し、パラキシレンおよび脱離剤を含む流れであるエキストラクトと、パラキシレン以外のキシレン異性体および脱離剤を含む流れであるラフィネートとを得る吸着分離装置と、
前記エキストラクトから、蒸留によって、パラキシレンが富化された留分と、脱離剤が富化された留分とを得る第三の蒸留装置と、
前記ラフィネートから、蒸留によって、パラキシレン以外のキシレン異性体が富化された留分と、脱離剤が富化された留分とを得る第四の蒸留装置と、
を含む芳香族炭化水素製造装置であって、
前記第二の蒸留装置が、
濃縮部の全部もしくは一部を含み、相対的に高圧で気液接触を行う高圧部と、
回収部の全部もしくは一部を含み、相対的に低圧で気液接触を行う低圧部と、
前記低圧部の塔頂蒸気を前記高圧部の塔底部に導くラインと、
前記高圧部の塔底液を前記低圧部の塔頂部に導くラインと、
濃縮部から回収部に熱を移動させる熱交換構造と
を含む蒸留装置である
芳香族炭化水素製造装置。
IPC (6件):
C07C 7/04
, C07C 15/04
, B01D 3/14
, C07C 15/08
, C07C 15/06
, C07C 7/11
FI (6件):
C07C7/04
, C07C15/04
, B01D3/14 A
, C07C15/08
, C07C15/06
, C07C7/11
Fターム (24件):
4D076AA13
, 4D076AA22
, 4D076AA24
, 4D076BB03
, 4D076BB23
, 4D076BB25
, 4D076DA02
, 4D076DA31
, 4D076FA02
, 4D076FA04
, 4D076FA15
, 4D076FA16
, 4D076FA33
, 4D076HA20
, 4D076JA04
, 4H006AA02
, 4H006AA04
, 4H006AD11
, 4H006AD16
, 4H006AD17
, 4H006BC52
, 4H006BD70
, 4H006BD81
, 4H006BD84
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