特許
J-GLOBAL ID:201403067230120300

電動式ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-265955
公開番号(公開出願番号):特開2014-052068
出願日: 2012年12月05日
公開日(公表日): 2014年03月20日
要約:
【課題】発生する制動力を大きくでき、且つ、自動車用制動装置として現実的な大きさにできる構造を実現する。【解決手段】電動式アクチュエータは、電動モータ8aに加えて、押圧ユニット20と、皿板ばね21と、増力ユニット22と、増力比変換ユニット23とを備える。この増力ユニット22は、ころ28を中心として揺動する複数のレバー29を含んで構成し、前記押圧ユニット20を構成する押圧板30をシリンダ空間6aから突出する方向に変位させる。前記増力比変換ユニット23は、前記各ころ28を前記各レバー29の周方向に変位させて、前記皿板ばね21の弾力と、この弾力に基づいて前記押圧ユニット20を前記シリンダ空間6aから突出する方向に変位させる力の大きさとの比である増力比を変化させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するロータと、このロータに隣接する状態で車体に支持されるパッド支持部と、このロータを軸方向両側から挟む状態で、軸方向の変位を可能にこのパッド支持部に支持された、アウタ側とインナ側との一対のパッドと、これら両パッドのうちの少なくとも一方のパッドに対向する部分に設けられたシリンダ空間に、軸方向の変位を可能に設けられた押圧駒と、電動モータを駆動源としてこの押圧駒を前記シリンダ空間から押し出す方向に変位させる事により、前記両パッドを前記ロータの軸方向両側面に押し付ける電動式アクチュエータとを備えた電動式ディスクブレーキ装置に於いて、 この電動式アクチュエータは、前記電動モータに加えて、前記シリンダ空間内に互いに同心に配置された、押圧ユニットと、ばねと、増力ユニットと、増力比変換ユニットとを備えており、 このうちの電動モータは、通電に基づいて出力軸を両方向に回転させるものであり、 前記押圧ユニットは、この出力軸の回転に基づいて前記シリンダ空間から突出する方向に変位し、このシリンダ空間の開口部が対向する前記パッドを前記ロータの軸方向側面に押圧するものであり、 前記ばねは、前記シリンダ空間の内面に固定の部分に軸方向一端部を当接させると共に、軸方向他端部を、前記押圧ユニットの構成部材を前記シリンダ空間から突出する方向に変位させる方向の力を付与する出力部としたものであり、 前記増力ユニットは、円周方向に間欠的に配置され、それぞれの周方向中間部を支点として揺動変位する複数のレバーと、これら各レバーの周方向中間部にそれぞれ当接した支点部材と、軸方向に関してこれら各レバーと反対側で、これら各支点部材を支承する支持板部材とを備えたもので、これら各レバーの周方向一端部を前記ばねの出力部により押圧される被押圧部材に、同じく他端部を前記押圧ユニットの構成部材の一部に、それぞれ揺動変位可能に係合させ、前記ばねの弾力に基づく前記各レバーの揺動変位に伴って前記押圧ユニットを、前記シリンダ空間から突出する方向に変位させるものであり、 前記増力比変換ユニットは、前記各支点部材を前記各レバーの周方向に変位させて、これら各支点部材とこれら各レバーの入力側となる周方向一端部との間隔と、これら各支点部材とこれら各レバーの出力側となる周方向他端部との間隔との比によって定まる、前記ばねの弾力と、この弾力に基づいて前記押圧ユニットを前記シリンダ空間から突出する方向に変位させる力の大きさとの比である増力比を変化させるものである事を特徴とする 電動式ディスクブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 65/18 ,  F16D 65/14 ,  F16D 65/56
FI (4件):
F16D65/18 ,  F16D65/14 124 ,  F16D65/14 336 ,  F16D65/56 A
Fターム (15件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA79 ,  3J058AA87 ,  3J058BA02 ,  3J058BA12 ,  3J058BA61 ,  3J058BA67 ,  3J058CC15 ,  3J058CC56 ,  3J058CD33 ,  3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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