特許
J-GLOBAL ID:201403067361435802

-CF=CF2末端基を有する液晶化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-278403
公開番号(公開出願番号):特開2014-122172
出願日: 2012年12月20日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】液晶材料として有用な-CF=CF2末端基を有する化合物を簡便かつ効率的に得ることができる、汎用性が高い製造方法を提供する。【解決手段】下記第一工程および第二工程を有する、下記式(4)で表わされる化合物の製造方法。 第一工程:下記式(1)で表される化合物に下記式(2)で表される化合物を付加して、下記式(3)で表される化合物を製造する工程。R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CH=CH2 (1)Y1X1CFCF2X2 (2)R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CHY2CH2-CFX1CF2X2 (3) 第二工程:上記式(3)で表される化合物を還元して、下記式(4)で表される化合物を製造する工程。R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CH2CH2-CF=CF2 (4)【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記第一工程および第二工程を有する、式(4)で表わされる化合物の製造方法。 第一工程:式(1)で表される化合物に式(2)で表される化合物を付加して、式(3)で表される化合物を製造する工程。 R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CH=CH2 (1) Y1X1CFCF2X2 (2) R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CHY2CH2-CFX1CF2X2 (3) 第二工程:式(3)で表される化合物を還元して、式(4)で表される化合物を製造する工程。 R1-(A1)a-Z1-(A2)b-Z2-(A3)c-Z3-(A4)d-Z4-(A5)e-Z5-A6-(CH2)n-CH2CH2-CF=CF2 (4) [ただし、式(1)〜(4)中の記号は以下の意味を示す。 R1:水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、または炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基。前記脂肪族炭化水素基中の1つ以上の-CH2-はエーテル性酸素原子またはチオエーテル性硫黄原子で置換されていてもよく、前記脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。 A1、A2、A3、A4、A5およびA6:相互に独立して、トランス-1,4-シクロへキシレン基、1,4-フェニレン基、または2,6-ナフチレン基。前記基中の1つ以上の水素原子は、ハロゲン原子、シアノ基または炭素数1〜10のアルキル基で置換されていてもよい。また、前記1,4-フェニレン基中または前記2,6-ナフチレン基中の1つまたは2つの=CH-基は窒素原子で置換されていてもよく、前記トランス-1,4-シクロへキシレン基中の1つまたは2つの-CH2-基はエーテル性酸素原子またはチオエーテル性硫黄原子で置換されていてもよい。 Z1、Z2、Z3、Z4およびZ5:相互に独立して、単結合または炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基。前記脂肪族炭化水素基中の1つ以上の-CH2-はエーテル性酸素原子またはチオエーテル性硫黄原子で置換されていてもよく、1つ以上の-CH2CH2-は-COO-または-OCO-で置換されていてもよく、1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。 a、b、c、dおよびe:相互に独立して0または1。 X1、X2:相互に独立して、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子。 Y1:臭素原子またはヨウ素原子。 Y2:水素原子、臭素原子またはヨウ素原子。 n:0〜10。]
IPC (2件):
C07C 17/23 ,  C07C 22/00
FI (2件):
C07C17/23 ,  C07C22/00
Fターム (7件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AB84 ,  4H006AC13 ,  4H006BE24 ,  4H006BE61 ,  4H006EA16
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (12件)
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