特許
J-GLOBAL ID:201403067542950156

横型加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-220070
公開番号(公開出願番号):特開2014-069304
出願日: 2012年10月02日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】立型の工作機械と同様に主軸の回転を利用して横型のアタッチメントの割出し旋回が可能であり、部品点数の増大や構造の複雑化を抑えた横型加工装置を提供する。【解決手段】横型加工装置のアタッチメント1は、水平に延びる主軸6およびラム7を有する工作機械2と、ラム7の端部に着脱自在に装着されたアタッチメント3とを備えている。工作機械2は、アタッチメント3の主軸連結部11を主軸6の内部に引き込んで把持する第1把持部31と、アタッチメント3の軸受部14をラム7に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部32と、アタッチメント3のケーシング13をラム7から離れる方向へ押すことにより、第2把持部32が軸受部14を引き寄せて把持する第1状態から当該把持を解除する第2状態へ移行するあいだに軸受部14を把持しながらラム7に近づく方向へ引く力を与えることを可能にする押圧部33とを備えている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
水平方向に延びる回転駆動用の主軸および当該主軸を回転自在に収容する収容部材を有する工作機械と、前記収容部材の端部に着脱自在に装着され、前記主軸の回転駆動力を工具に伝達するアタッチメントとを備えた横型加工装置であって、 前記アタッチメントは、 前記主軸の端部に対して当該主軸と同軸線上に並ぶように連結可能な形状を有する主軸連結部と、 当該主軸連結部に対してスプライン結合されることにより相対的に軸方向へ移動できるが相対的に回転できずに一緒に回転する入力軸と、 当該入力軸を収納するケーシングと、 前記入力軸と前記ケーシングとの間に配置され、当該入力軸および当該ケーシングに対して、相対的に回転自在で、かつ、軸方向への相対的な移動が規制されている軸受部と、 前記軸受部に連結された工具装着部であって、前記入力軸の延びる方向と異なる方向に延び、前記工具が装着可能な形状を有する出力軸、当該出力軸を回転自在に支持し、かつ、前記軸受部に連結された出力軸支持部、および前記入力軸から前記出力軸へ回転駆動力を伝達する伝達部を有する工具装着部と を備えており、 さらに、前記軸受部は、前記収容部材の端部に当接した状態で当該収容部材の端部に回転できないように連結可能な形状を有する第1連結部と、当該第1連結部が収容部材の端部に当接していないときに前記主軸連結部に対して相対的に回転できないように連結可能な形状を有する第2連結部を有しており、 一方、前記工作機械は、 前記アタッチメントの前記主軸連結部を前記主軸の内部に引き込んで把持し、および当該把持を解除する第1把持部と、 前記アタッチメントの前記軸受部を前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第2把持部であって、前記軸受部を前記収容部材の端部に当接した状態で前記収容部材に近づく方向へ引き寄せながら把持する第1状態と、前記軸受部が前記収容部材から離れた位置で当該把持を解除する第2状態とを移行することが可能な第2把持部と、 前記アタッチメントの前記ケーシングを前記収容部材から離れる方向へ押すことにより、前記第2把持部が前記第1状態から前記第2状態へ移行するあいだに前記軸受部を把持しながら前記収容部材に近づく方向へ引く力を与えることを可能にする押圧部とを備えている、 ことを特徴とする横型加工装置。
IPC (1件):
B23Q 5/04
FI (1件):
B23Q5/04 520C

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