特許
J-GLOBAL ID:201403067737519883

パンツタイプ使い捨ておむつ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-064485
公開番号(公開出願番号):特開2014-111222
出願日: 2014年03月26日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
【課題】臀裂から股間にかけてのフィット性を改善し、装着時に股間部がモコモコし難い、パンツタイプ使い捨ておむつを提供する。【解決手段】上記課題は、後身頃Bにおける臀裂対向部に、装着者の臀裂に入り込むように折れ曲がる屈曲フィット部40が設けられ、前身頃Fにおける外装シート20及び後身頃Bにおける外装シート20のそれぞれに、股間部をウエスト側に持ち上げるように縦方向成分の収縮力を発揮する湾曲弾性部材26...,28...、ウエスト部弾性部材24、及び腰回り弾性部材25が設けられるとともに、前身頃Fにおける縦方向の弾性変形時引張応力が、後身頃Bにおける縦方向の弾性変形時引張応力よりも大きい、ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつにより解決される。【選択図】図10
請求項(抜粋):
前身頃及び後身頃を形成する外装シートと、この外装シートの内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前記前身頃における外装シートの両側部と後身頃における外装シートの両側部とがそれぞれ接合されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された、パンツタイプ使い捨ておむつにおいて、 前記後身頃における臀裂対向部に、装着者の臀裂に入り込むように折れ曲がる屈曲フィット部が設けられ、 前記前身頃における外装シート及び後身頃における外装シートのそれぞれに、股間部をウエスト側に持ち上げるように縦方向成分の収縮力を発揮する引上げ弾性部材として、前記前身頃における外装シート及び後身頃における外装シートのそれぞれに、両側部から幅方向中央に向かうにつれて反対の身頃側へ向かうように湾曲しつつ延在する細長状の湾曲弾性部材がその延在方向に所定の伸長率で伸長された状態で固定されており、 前記前身頃における外装シート及び後身頃における外装シートのそれぞれにおいて、ウエスト開口部の縁部に、幅方向に沿って延在する細長状のウエスト部弾性部材が複数本縦方向に間隔を空けてそれぞれ幅方向に沿って所定の伸長率で伸長された状態で固定されるとともに、前記ウエスト部弾性部材よりも前後方向中央部側の領域に、幅方向に沿って延在する細長状の腰回り弾性部材が複数本縦方向に間隔を空けてそれぞれ幅方向に沿って所定の伸長率で伸長された状態で固定されており、 前記外装シートは、少なくとも前記ウエスト部弾性部材、腰回り弾性部材、及び湾曲弾性部材を有する部分では複数枚の不織布が接着剤で張り合わせてなるとともに、それら不織布間に前記ウエスト部弾性部材、腰回り弾性部材、及び湾曲弾性部材が挟持固定されており、 前記外装シートの坪量は30〜75g/m2であり、 前記前身頃及び後身頃におけるウエスト部弾性部材は、それぞれ、太さ470〜1240dtex、本数が5〜10本、間隔が0〜5mm、及び固定時の伸長率が200〜350%であり、 前記前身頃及び後身頃における腰回り部弾性部材は、それぞれ、太さ470〜1240dtex、本数が6〜26本、間隔が10〜40mm、及び固定時の伸長率が200〜350%であり、 前記前身頃における湾曲弾性部材は、太さ620〜1,240dtex、本数が3〜10本、間隔が10〜35mm、及び固定時の伸長率が230〜380%で且つ前記後身頃における湾曲弾性部材より高い伸長率であり、 前記後身頃における湾曲弾性部材は、太さ620〜1,240dtex、本数が3〜10本、間隔が10〜35mm、及び固定時の伸長率が200〜350%であり、かつ 前身頃における縦方向の弾性変形時引張応力が、後身頃における縦方向の弾性変形時引張応力よりも大きい、 ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ。
IPC (3件):
A61F 13/496 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/49
FI (2件):
A41B13/02 U ,  A41B13/02 T
Fターム (9件):
3B200AA01 ,  3B200BB11 ,  3B200CA03 ,  3B200CA05 ,  3B200CA08 ,  3B200DA01 ,  3B200DA10 ,  3B200DA21 ,  3B200DB05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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