特許
J-GLOBAL ID:201403067834519227
組織試料固定のための方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小野 新次郎
, 小林 泰
, 竹内 茂雄
, 山本 修
, 鶴喰 寿孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-553954
公開番号(公開出願番号):特表2014-505890
出願日: 2012年02月17日
公開日(公表日): 2014年03月06日
要約:
第一の温度のアルデヒド固定溶液を、第一の期間、組織試料と接触させ、さらにアルデヒド固定溶液を、第一の温度より高い第二の温度で、第二の期間、組織試料と接触させる。第一の期間は、典型的には約15分間〜最大約4時間であり、そして第一の温度は、典型的には0°Cより高く少なくとも15°Cまでである。第二の温度は、典型的には、約22°C〜約55°Cであり、そして第二の期間は、約1時間〜約4時間の範囲である。このプロセスを用いると、改善された組織形態およびIHC染色が見られ、それと同時に、翻訳後修飾シグナルの優れた保持が、室温プロトコルの24時間と比較して、およそ4時間で達成され、そしてさらに、形態および抗原保存が観察される。
請求項(抜粋):
組織試料を固定するための方法であって:
a)組織試料内に溶液を拡散させるのに十分な第一の温度で、そして第一の期間、第一のアルデヒド溶液と組織試料を接触させ;そして
b)a)において得られた組織試料の温度を、迅速に第二の温度に増加させて、前記の第二の温度で第二の期間処理する、ここで前記の第一の温度が約-20°C〜約15°Cであり、前記の第二の温度が約22°C〜少なくとも約50°Cであり、そして前記の第二の期間が前記組織試料の翻訳後修飾シグナルを保持するのに十分である
を含む、前記方法。
IPC (3件):
G01N 1/36
, G01N 1/28
, G01N 33/48
FI (3件):
G01N1/28 R
, G01N1/28 J
, G01N33/48 P
Fターム (10件):
2G045AA24
, 2G045BB22
, 2G045CB01
, 2G052AA33
, 2G052AD32
, 2G052EC03
, 2G052FA02
, 2G052FA08
, 2G052GA32
, 2G052JA08
引用特許:
前のページに戻る