特許
J-GLOBAL ID:201403068035041779

シャフトに外嵌された外嵌部材の抜け防止構造及び摺動式等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-090145
公開番号(公開出願番号):特開2014-214766
出願日: 2013年04月23日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】シャフトに外嵌した外嵌部材が抜けることを防止する止め輪の形状をより適切な形状とすることで、外嵌部材の抜ける方向に対する剛性を適切に向上させ、且つ止め輪をリング溝に嵌め込む際の作業性が悪化することを抑制することができる、シャフトに外嵌された外嵌部材の抜け防止構造及び摺動式等速ジョイントを提供する。【解決手段】シャフト12の挿通部に外嵌部材(11)を嵌合させ、突出した挿通部の外周面のリング溝にCリング状の止め輪13が嵌め込まれ、リング溝に嵌め込まれた止め輪におけるリング溝から径方向外側に突出した端面のうち、挿通部の先端側の端面には、挿通部の先端側に向かって突出し、内周面が挿通部の外周面に対向する突起部13Tが形成されており、突起部は止め輪の全周に渡って形成されていることなく止め輪の中心を挟んで径方向において切欠部と反対側の位置を含む範囲に形成されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
軸方向における一方端の側に外嵌部材を嵌合可能な挿通部を有するシャフトに、 前記挿通部と嵌合される貫通孔を有する前記外嵌部材を嵌合させ、 前記外嵌部材から軸方向に突出した前記挿通部の外周面であって前記外嵌部材に隣接する位置に周方向に形成されたリング溝に、前記外嵌部材が前記シャフトから抜けることを防止する止め輪が嵌め込まれている、シャフトに外嵌された外嵌部材の抜け防止構造において、 前記止め輪は、周方向の一部に切欠部が形成されたCリング状の形状を有しており、 前記リング溝に嵌め込まれた止め輪における前記リング溝から径方向外側に突出した端面のうち、前記挿通部の先端側の端面には、前記挿通部の先端側に向かって突出し、前記リング溝と前記挿通部の外周面とを接続する縁部から前記挿通部の先端側に向かって前記挿通部の外周面に対向する内周面を有する突起部が形成されており、 前記突起部は、前記止め輪の全周に渡って形成されていることなく前記止め輪の中心を挟んで径方向において前記切欠部と反対側の位置を含む範囲に形成されている、 シャフトに外嵌された外嵌部材の抜け防止構造。
IPC (2件):
F16D 1/06 ,  F16D 3/205
FI (2件):
F16D1/06 Q ,  F16D3/205 M
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 摺動式等速自在継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-055529   出願人:NTN株式会社
  • 止め輪状固定部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-336138   出願人:キヤノン株式会社

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