特許
J-GLOBAL ID:201403068078561733

電子血圧計および血圧測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-154804
公開番号(公開出願番号):特開2014-014556
出願日: 2012年07月10日
公開日(公表日): 2014年01月30日
要約:
【課題】容積補償法により非観血的に1心拍ごとの血圧測定を行う場合に、被測定部位に装着されるカフの圧力を適切に制御すること。【解決手段】 複数台のポンプを有し、カフ圧を調節するための圧力調節部を備える。被測定部位の動脈の容積を検出して動脈容積信号として出力する動脈容積検出部を備える。第1の台数のポンプを用いて第1の能力で圧力調節部を動作させることによりカフ圧を変化させて、動脈容積信号の脈波による変化成分の振幅が最大になった時点の動脈容積信号の直流成分を、動脈容積についての制御目標値として決定する(S4)。その後、フィードバック制御を行って、動脈容積信号が制御目標値と一致するように、圧力調節部によってカフ圧を制御する(S8〜S11)。このカフ圧を制御する段階で、第1の台数よりも多い第2の台数のポンプを用いて第1の能力よりも高い第2の能力で圧力調節部を動作させる(S5〜S6)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
容積補償法により非観血的に1心拍ごとの血圧測定を行う電子血圧計であって、 被測定部位に装着されるカフと、 上記カフに流体を供給する複数台のポンプを有し、上記カフの圧力を調節するための圧力調節部と、 上記カフの圧力を検出する圧力検出部と、 上記被測定部位の動脈の容積を検出して動脈容積信号として出力する動脈容積検出部と、 第1の台数のポンプを用いて第1の能力で上記圧力調節部を動作させることにより上記カフの圧力を変化させて、上記動脈容積信号の脈波による変化成分を表す動脈容積変化信号の振幅が最大になった振幅最大時点の上記動脈容積信号の直流成分を、動脈容積についての制御目標値として決定する第1制御部と、 上記制御目標値が決定された後、フィードバック制御を行って、上記動脈容積信号が上記制御目標値と一致するように、上記圧力調節部によって上記カフの圧力を制御する第2制御部とを備え、 上記第2制御部は、上記カフの圧力を制御するために、上記第1の台数よりも多い第2の台数のポンプを用いて上記第1の能力よりも高い第2の能力で上記圧力調節部を動作させることを特徴とする電子血圧計。
IPC (1件):
A61B 5/022
FI (2件):
A61B5/02 337F ,  A61B5/02 337E
Fターム (10件):
4C017AA08 ,  4C017AB01 ,  4C017AB02 ,  4C017AC01 ,  4C017AC28 ,  4C017AD01 ,  4C017DD11 ,  4C017DD14 ,  4C017DE01 ,  4C017FF08

前のページに戻る