特許
J-GLOBAL ID:201403068519147857

パノラマ撮像装置及びパノラマ画像の再構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊地 保宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-034911
公開番号(公開出願番号):特開2014-161510
出願日: 2013年02月25日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】X線管と検出器が共に同一中心の周りに円軌道を描き且つ互いに独立して回転可能な撮像系にて、より簡単にパノラマ画像を再構成する。【解決手段】X線管(21)及び検出器(22)を常に互いに対向させ、撮像部位に沿って定めた基準断層面(SS)にX線焦点が合うようにX線管及び検出器の同一中心周りの回転を互いに独立に制御してX線ビームで撮像部位をスキャンさせる。スキャン中に採るX線管から検出器までの距離の変化幅の中で予め定めた固定距離、又は、その変化幅の中で検出器が実際に位置している距離に応じてスリット(23)の開口サイズを制御する。検出器から出力されるフレームデータを所定周期で収集する。X線管と検出器との間の最離間距離(Rmax)の位置に検出器を仮想的に配置したと仮定してメモリ領域(M)にフレームデータをマッピングする。マッピングされたフレームデータに基づいて顎部の断層面のパノラマ画像を再構成する。【選択図】 図13
請求項(抜粋):
連続エネルギを有するX線を照射するX線管と、 前記X線をファン状のX線ビームに成形する開口を有するスリットと、 前記X線ビームの光子に応じた電気パルスを出力する画素を2次元的に配置した画素群を有する検出回路を備えた検出器と、 前記X線管と前記検出器を常に互いに対向可能であって、被験者の撮像部位の周りに互いに独立して回転可能に支持する支持手段と、 前記X線管及び前記検出器を常に互いに対向させ、かつ、前記撮像部位に沿って予め定めた基準断層面に前記X線ビームの焦点が合うように当該X線管及び当該検出器の回転を互いに独立に制御して当該X線ビームで当該撮像部位をスキャンさせるスキャン手段と、 前記スキャン手段により回転制御されている間に採る前記X線管から前記検出器までの距離の変化幅の中で予め定めた固定距離、又は、当該変化幅の中で前記検出器が実際的に位置している距離に応じて前記スリットの開口のサイズを制御するスリット制御手段と、 前記スキャン手段による前記スキャンの間に前記検出器から出力される前記X線ビームの前記撮像部位の透過状態を反映した前記電気パルスをフレームデータとして所定周期で収集するデータ収集手段とを 備えたことを特徴とするパノラマ撮像装置。
IPC (1件):
A61B 6/14
FI (1件):
A61B6/14 311
Fターム (15件):
4C093AA11 ,  4C093AA12 ,  4C093AA26 ,  4C093CA32 ,  4C093DA05 ,  4C093EA07 ,  4C093EA12 ,  4C093EB12 ,  4C093EB13 ,  4C093EC04 ,  4C093EC15 ,  4C093EC28 ,  4C093EC29 ,  4C093FF48 ,  4C093FH02

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