特許
J-GLOBAL ID:201403068521776799

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-028035
公開番号(公開出願番号):特開2014-156900
出願日: 2013年02月15日
公開日(公表日): 2014年08月28日
要約:
【課題】制御誤差による意図しない出力軸への駆動力の伝達を防止することができる無段変速機を提供する。【解決手段】無段変速機は、入力部と、出力軸と、てこクランク機構と、一方向回転阻止機構とを備える。てこクランク機構は、調節用駆動源14と、回転半径調節機構と、コネクティングロッドとを備える。回転半径調節機構は、カム部と、回転部と、調節用駆動源の駆動力が差動機構8を介して伝達される伝達部とを備える。 差動機構8は、3つの遊星歯車機構で構成され、サンギヤSb(第4単式要素)を回転不能に固定する固定状態と、この固定を解除する開放状態とに切換自在なブレーキB1が設けられる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力部と、 前記入力部の回転中心軸線と平行に配置された出力軸と、 前記出力軸に軸支される揺動リンクを有し、前記入力部の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換する複数のてこクランク機構と、 前記揺動リンクと前記出力軸との間に設けられ、前記出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に該揺動リンクを固定し、他方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に対して該揺動リンクを空転させる一方向回転阻止機構とを備え、 前記てこクランク機構が、調節用駆動源と、該調節用駆動源の駆動力を用いて前記入力部の側の回転運動の半径を調節自在な回転半径調節機構と、該回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備える無段変速機であって、 前記回転半径調節機構は、 前記入力部の回転中心軸線に対して偏心した状態で回転するカム部と、 前記カム部に対して偏心した状態で回転自在な回転部と、 前記調節用駆動源の駆動力が差動機構を介して伝達される伝達部(ピニオン)とを備え、 前記差動機構は、前記入力部を介して前記走行用駆動源からの動力が伝達される第1入力要素と、前記調節用駆動源の駆動力が伝達される第2入力要素と、前記伝達部に連結される伝達要素とを備え、 前記差動機構は、前記第1入力要素と前記第2入力要素とが同一方向に同一速度で回転するとき、前記伝達要素の回転速度が「0」となるように構成され、 前記差動機構は、サンギヤ、キャリア及びリングギヤの3つの単式要素を有する第1から第3の3つの遊星歯車機構で構成され、 前記第1遊星歯車機構の3つの単式要素を共線図における並び順に一方から第1単式要素、第2単式要素、第3単式要素とし、前記第2遊星歯車機構の3つの単式要素を共線図における並び順に一方から、第4単式要素、第5単式要素、第6単式要素とし、前記第3遊星歯車機構の3つの単式要素を共線図における並び順に一方から、第7単式要素、第8単式要素、第9単式要素として、 前記第2単式要素と前記第5単式要素とを連結して第1連結体が構成され、前記第3単式要素と前記第9単式要素とが連結して第2連結体が構成され、 前記第2連結体は前記第1入力要素であり、前記第1単式要素は前記第2入力要素であり、前記第8単式要素が前記伝達要素であり、 前記第4単式要素を回転不能に固定する固定状態と、この固定を解除する開放状態とに切換自在な固定機構が設けられることを特徴とする無段変速機。
IPC (4件):
F16H 29/04 ,  F16H 1/28 ,  F16H 21/20 ,  F16H 21/44
FI (4件):
F16H29/04 ,  F16H1/28 ,  F16H21/20 A ,  F16H21/44 E
Fターム (14件):
3J027GB03 ,  3J027GB10 ,  3J027GC13 ,  3J027GD04 ,  3J027GD07 ,  3J027GD08 ,  3J062AA18 ,  3J062AB29 ,  3J062AC03 ,  3J062BA14 ,  3J062BA31 ,  3J062CB06 ,  3J062CB23 ,  3J062CB32

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