特許
J-GLOBAL ID:201403069040853257
ミシンの針棒切換え装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
あいわ特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-087581
特許番号:特許第5518233号
出願日: 2013年04月18日
要約:
【課題】ミシンの針棒切換え装置の提供。
【解決手段】本発明のミシンの針棒切換え装置は複数の針棒を収容する針棒カートリッジを具え、且つ針棒カートリッジ上の針棒上の針棒孔側面に縦向き滑り溝が設けられて針棒が嵌合される。針棒カートリッジの一側にコントロールガイドレールを具えた針棒カートリッジ保持器が設けられ、またコントロールガイドレールは別に針棒と相互に嵌合し、並びに縦向き開口が設けられ、さらに複数の針棒中の、縦向き開口部分に位置する対応する針棒に針棒ガイドロッドが嵌合されて、針棒ガイドロッドがミシンのクランク連接棒に組み合わされて上下運動し、最後に駆動装置で針棒カートリッジが駆動され並びに位置決めされ、そのうち針棒孔が縦向き開口へと移動させられ、針棒ガイドロッドが直線配列の縫製位置を現出する。こうして選択的に縫製位置に移動して定位された針棒が、針棒ガイドロッドの駆動を受けて上下運動し、縫製位置に移動していないその他の針棒は、コントロール軌道の制限を受けて上下移動できない。
【選択図】図6
請求項(抜粋):
【請求項1】 ミシンの針棒切換え装置において、
環状針棒カートリッジであって、内側中央に枢接部が延伸され、外側周囲に円周状に離間配列された複数の針棒孔を具え、且つ上述の各針棒孔の側面に、外部に連通する少なくとも一つの縦向き滑り溝が開設されている、上記環状針棒カートリッジと、
環状針棒カートリッジ保持器であって、上述の環状針棒カートリッジの一側に位置し、複数の該縦向き滑り溝と隣り合う一つのコントロールガイドレールを具え、且つ上述のコントロールガイドレールはそのうち一つの縦向き滑り溝に対応する一つの縦向き開口を具えている、上記環状針棒カートリッジ保持器と、
ミシン針を具えた複数の針棒であって、それぞれ上述の環状針棒カートリッジの針棒孔内に収容され、並びに上述の縦向き滑り溝と上述のコントロールガイドレール中に同時に嵌合し、上述の針棒の上述の針棒孔中での回転を防止し、並びに上述の針棒の軸方向運動を制限する、上記針棒と、
針棒ガイドロッドであって、上述の複数の針棒中の、上述の縦向き開口位置に対応するそのうち一つの針棒に係合し、並びにミシン自身のクランク連接棒に組み合わされてその駆動により上下運動する、上記針棒ガイドロッドと、
駆動装置であって、上述の枢接部に接続され、上述の環状針棒カートリッジを回転させるのに用いられ並びに位置決め機能を有し、上述の複数の針棒孔と上述の針棒ガイドロッドの間の相対位置を変え、上述の複数の針棒孔のそのうち一つを選択的に、上述の縦向き開口及び上述の針棒ガイドロッドが組み合わされて形成する直線配列の縫製位置に回転させる、上記駆動装置と、
を包含し、そのうち、選択的に上述の縫製位置に回転され位置決めされる針棒は、上述の針棒ガイドロッドにより駆動されて針棒ガイドロッドと同期して上下の軸方向の運動を行ない、その他の、上述の縫製位置に回転していない針棒は、上述のコントロールガイドレールの制限を受けることで上下の軸方向の運動を行えないことを特徴とする、ミシンの針棒切換え装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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