特許
J-GLOBAL ID:201403069087951494

ボールジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  佐伯 義文 ,  川渕 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-172110
公開番号(公開出願番号):特開2014-031822
出願日: 2012年08月02日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】慣性質量ダンパーのようなトルク伝達により作動する形式の制震ダンパーを構造物に対して設置するための有効適切な構造のボールジョイントを提供する。【解決手段】ボールスタッド4の軸線方向に直交しかつ球状頭部5の中心を通る仮想の平面と球状頭部の周面との交線としての仮想の仮想円の位置に、球受け6に対する球状頭部の相対回転を規制するための回転規制機構11を設ける。回転規制機構は、球状頭部の周面に形成された係合穴12と、先端部が係合穴に挿入可能な断面円形の係合突部13aとされている規制ボルト13により構成される。係合穴はボールスタッドの軸線方向に長い長径を有する長穴として形成され、係合穴と係合突部との係合により球受けに対する球状頭部の仮想円の周方向に沿う相対回転が拘束され、かつ係合突部に対する係合穴の相対変位が長径の範囲内において許容される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ボールスタッドの先端部に設けた球状頭部を球受け内に相対回転可能な状態で収納するとともに、前記球受け内において前記球状頭部をホルダにより支持して前記ボールスタッドの軸線方向への相対変位を拘束することによって、前記球受けに対する前記ボールスタッドの任意の方向への揺動を許容しつつ軸線方向の相対変位を拘束する構成のボールジョイントであって、 前記ボールスタッドの軸線方向に直交しかつ前記球状頭部の中心を通る仮想の平面と前記球状頭部の周面との交線としての仮想円の位置に、前記球受けに対する前記球状頭部の相対回転を規制するための回転規制機構を設けてなり、 前記回転規制機構は、前記球状頭部の周面に形成された係合穴と、先端部が前記係合穴に挿入可能な断面円形の係合突部とされている規制ボルトにより構成されて、該規制ボルトが前記球受けの外側から該球受けに対して螺着されて前記係合突部が前記係合穴に挿入され、 前記係合穴はその中心が前記仮想円の円周上に形成されているとともに、該係合穴は前記ボールスタッドの軸線方向に長い長径を有する長穴として形成され、かつ該係合穴における前記仮想円の周方向に沿う短径が前記係合突部の径寸法と同等とされ、 前記係合穴に対して前記係合突部が挿入された状態において、該係合穴と該係合突部との係合により前記球受けに対する前記球状頭部の前記仮想円の周方向に沿う相対回転が拘束され、かつ前記係合突部に対する前記係合穴の相対変位が前記長径の範囲内において許容されることにより前記球受けに対する前記ボールスタッドの任意の方向への揺動が許容される構成とされていることを特徴とするボールジョイント。
IPC (2件):
F16C 11/06 ,  F16C 11/10
FI (2件):
F16C11/06 N ,  F16C11/10 F
Fターム (10件):
3J105AA24 ,  3J105AA50 ,  3J105AB02 ,  3J105AB03 ,  3J105AB41 ,  3J105BC02 ,  3J105BC03 ,  3J105BC13 ,  3J105CA03 ,  3J105CB25
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ボールジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-262247   出願人:日研工業株式会社
  • ボールジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-234247   出願人:カヤバ工業株式会社, 株式会社田川工業所
審査官引用 (2件)
  • ボールジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-262247   出願人:日研工業株式会社
  • ボールジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-234247   出願人:カヤバ工業株式会社, 株式会社田川工業所

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