特許
J-GLOBAL ID:201403069273813344

可変容量型ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-193676
公開番号(公開出願番号):特開2014-047759
出願日: 2012年09月04日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】可変容量型ベーンポンプの作動油の脈圧変動を効果的に減衰させる。【解決手段】第2吐出通路30(吐出通路)の途中にチャンバー室45(拡張室)を設ける。メータリングオリフィス37(絞り部)をチャンバー室45の上流側に設ける。これにより、脈圧変動を伴う作動油は、メータリングオリフィス37の減圧作用によりその変動の幅が小さくなり、その後チャンバー室45に導入されることによりその流れ同士が互いに衝突・干渉をして脈圧変動を打ち消す。このために、作動油の脈圧変動を効果的に減衰させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ポンプボディ内の収容空間に配置されるとともに、径方向へ出没自在に設けられた複数のベーンを有していて、駆動軸によって回転駆動されるロータと、 上記ロータの外周側に、当該ロータに対する偏心量が変化する方向で移動可能に配置され、上記各ベーン及びロータとともに複数のポンプ室を形成するカムリングと、 上記カムリングの径方向両側に形成された一対の流体圧室のうち少なくとも一方の圧力を制御することにより、上記カムリングの上記ロータに対する偏心量を制御する圧力制御手段と、 上記収容空間のうち上記ロータの回転に伴って上記各ポンプ室の容積が増大する吸入領域に連通する吸入通路と、 上記収容空間のうち上記ロータの回転に伴って上記各ポンプ室の容積が減少する吐出領域に連通する吐出通路と、 上記吐出通路の途中に設けられ、上記吐出通路の流路断面積よりも大きな流路断面積を備えた拡張室と、 上記拡張室の上流側直前に設けられ、上記吐出通路の流路断面積よりも小さな流路断面積を備えた絞り部と、 を有することを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/344 ,  F04C 15/06
FI (2件):
F04C2/344 331J ,  F04C15/06 C
Fターム (13件):
3H040AA03 ,  3H040BB11 ,  3H040CC09 ,  3H040CC10 ,  3H040CC20 ,  3H040DD23 ,  3H040DD40 ,  3H044AA02 ,  3H044BB05 ,  3H044CC11 ,  3H044CC18 ,  3H044CC19 ,  3H044DD13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 可変容量形ベーンポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-214321   出願人:ユニシアジェーケーシーステアリングシステム株式会社
審査官引用 (1件)
  • 可変容量形ベーンポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-214321   出願人:ユニシアジェーケーシーステアリングシステム株式会社

前のページに戻る