特許
J-GLOBAL ID:201403069610543508

鍵盤楽器のペダルのハーフポイント特定方法及び装置、並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 別役 重尚 ,  村松 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-287149
公開番号(公開出願番号):特開2014-130197
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
要約:
【課題】ハンマの非押鍵対応位置を可変とするペダルのハーフ領域中のハーフポイントを正確に特定する。【解決手段】シフトペダルを、設定された非押鍵対応位置stに維持しながら押鍵動作を行わせる。ハンマセンサの検出結果から、打弦直前の打弦速度vHp、打弦直後の離弦速度vHnを取得し、打弦速度vHp、離弦速度vHnから反発係数eHを算出して、今回のst値に対応付けて記憶させる。シフトペダルの非押鍵対応位置をエンド位置に達するまで1mmずつ増加させて同様の処理を行い、非押鍵対応位置stごとに反発係数eHを取得する。そして、反発係数eHと非押鍵対応位置stとから曲線を算出し、3本の折れ線で近似する直線近似処理を行い、直線の各交点に基づき、ハーフ領域の開始点終了点を特定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
鍵と、前記鍵の操作により回動動作するハンマと、前記ハンマに対応して少なくとも1本の線材からなり、対応するハンマにより打撃される弦と、踏み込み操作により前記ハンマを変位させ、非押鍵状態における前記弦に対する前記ハンマの相対的な初期位置である非押鍵対応位置を可変とするためのペダルとを備えた鍵盤楽器における、前記ペダルのハーフ領域中のハーフポイントを特定する、鍵盤楽器のペダルのハーフポイント特定方法であって、 前記弦に対する相対的な前記ハンマの前記非押鍵対応位置を直接または間接に検出する非押鍵対応位置検出工程と、 前記ハンマの前記非押鍵対応位置の設定を変えて、前記ハンマに打弦させたときの前記ハンマまたは該ハンマに対応する弦の動作を示す物理量を、設定した前記非押鍵対応位置ごとに取得する取得工程と、 前記非押鍵対応位置検出工程により検出された非押鍵対応位置と前記取得工程により取得された物理量とに基づいて、前記ハーフポイントを特定する特定工程とを有することを特徴とする鍵盤楽器のペダルのハーフポイント特定方法。
IPC (3件):
G10F 1/02 ,  G10H 1/00 ,  G10H 1/34
FI (4件):
G10F1/02 Z ,  G10H1/00 101B ,  G10H1/00 102Z ,  G10H1/34
Fターム (3件):
5D378KK23 ,  5D378MM82 ,  5D378SF00

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