特許
J-GLOBAL ID:201403069625541005

同時マルチスレッディング機能をもったプロセッサのパイプラインにおけるストール削減方法、削減装置及び削減プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上野 剛史 ,  太佐 種一 ,  市位 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-179345
公開番号(公開出願番号):特開2014-038408
出願日: 2012年08月13日
公開日(公表日): 2014年02月27日
要約:
【課題】アウト・オブ・オーダーのプロセッサにおけるレジスタ依存以外のデータ依存を原因とするストールの発生を抑制する技術を提供する。【解決手段】ストール削減プログラム300は、PMU314を利用して実行コード308の実行中に生じたストールを検出し、ストールを起こした第1命令がデータ依存する第2命令をその依存関係から特定するハンドラ312と、第2命令をプロファイル情報316として記録するプロファイラ310と、プロファイル情報316に基づき実行コード308又はオリジナルのコード・ファイル306内の適切な位置にthread yield命令を挿入し、最適化済み実行コード320を出力する最適化モジュール318とを含む。【選択図】図3
請求項(抜粋):
コンピュータ処理により、同時マルチスレッディング機能をもったプロセッサのパイプラインにおけるストールを削減する方法であって、 コンピュータが、ストールの発生を検出するステップと、 前記コンピュータが、前記ストールを発生させた命令(以下、「第1命令」という)がデータ依存する他の命令(以下、「第2命令」という)をそのデータ依存性から特定するステップと、 前記コンピュータが、特定された前記第2命令を記録するステップと、 前記コンピュータが、第2命令がフェッチされてから第1命令がフェッチされるまでに実行中のスレッドの切り替えが行われるように、記録された前記第2の命令の次回以降の実行に対し前記実行中のスレッドと異なる他のスレッドのフェッチを指示する命令を挿入するステップと、 を含むストール削減方法。
IPC (3件):
G06F 9/38 ,  G06F 9/46 ,  G06F 9/45
FI (4件):
G06F9/38 310F ,  G06F9/38 350A ,  G06F9/46 410 ,  G06F9/44 322F
Fターム (4件):
5B013AA12 ,  5B013CC06 ,  5B081CC30 ,  5B081CC64

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