特許
J-GLOBAL ID：201403069661680704
液体吐出装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：
梶 良之
, 須原 誠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-288991
公開番号（公開出願番号）：特開2014-128956
出願日： 2012年12月28日
公開日（公表日）： 2014年07月10日
要約：
【課題】吐出性能の回復を行う時間を短くする。【解決手段】6つのキャップ部材が、凹部の先端を吐出面に当接させることで吐出口を封止する封止状態と、凹部の先端を吐出面から離隔させる開放状態とを独立してとり得る。ロータリバルブが、回転体を回転させることで、選択された2つのキャップ部材の一方、両方、他方とポンプとを順に接続可能となっている。封止状態になっているキャップ部材と、開放状態になっているキャップ部材とをポンプに接続した状態でポンプを駆動させた後に(S104)、開放状態になっているキャップ部材とポンプとの接続を遮断する(S107)。【選択図】図6
請求項（抜粋）：
液体を吐出するための複数の吐出口を有する液体吐出ヘッドと、
各々が前記複数の吐出口に含まれる複数の吐出口群に対応して各吐出口群を外部に対して封止するために設けられ、前記各吐出口群を封止するときにその吐出口群に対向する封止空間を形成するための凹部を備えた複数のキャップと、
前記複数のキャップの各々を、前記液体吐出ヘッドの前記複数の吐出口群の各吐出口群を封止する封止状態と封止しない非封止状態とを取り得るように、前記液体吐出ヘッドに対して個別に相対移動させるための移動手段と、
各々が前記複数のキャップの前記凹部に接続された複数の吸引管と、
前記凹部内の吸引を行うための吸引手段と、
前記吸引手段を、前記複数の吸引管の各々に対して個別に、接続または非接続とするための接続手段と、
前記移動手段、吸引手段及び前記接続手段を制御する制御手段とを備えており、
前記接続手段は、
内部に形成された内部空間、及び、外面に形成された孔であって、それぞれが前記内部空間と連通する複数の連通孔を有する筐体と、
前記内部空間内に収容され、前記内部空間を画定する前記筐体の内面に沿って回転自在な回転体とを有しており、
前記複数の吸引管が、それぞれ対応する前記複数の連通孔に接続されており、
前記回転体には、前記内部空間内を所定の方向に回転することで、前記吸引手段が、前記複数の連通孔のうちの前記複数の吸引管が接続された2つの連通孔の一方のみと、前記2つの連通孔の両方と、前記2つの連通孔の他方のみと順に互いに連通するように内部流路が形成されており、
前記制御手段は、
前記所定の方向に前記回転体を回転させるように前記接続手段を制御し、
前記吸引手段と前記2つの連通孔の一方のみが連通した状態で、当該2つの連通孔の前記一方に前記複数の吸引管のうちの一つを通じて接続される前記複数のキャップの一つを、当該キャップに対応する前記複数の吐出口群のうちの一つを封止状態とするように移動させるよう、前記移動手段を制御し、前記吸引手段と前記2つの連通孔の両方が連通した状態で、前記2つの連通孔の前記一方に前記複数の吸引管のうちの前記一つを通じて接続される前記複数のキャップの前記一つを、当該キャップに対応する前記複数の吐出口群のうちの前記一つを非封止状態とするように移動させ、且つ、前記2つの連通孔の他方に接続されている前記複数の吸引管のうちの別の一つを通じて接続される前記複数のキャップの別の一つを、当該キャップに対応する前記複数の吐出口群のうちの別の一つを封止状態とするように移動させるよう、前記移動手段を制御し、
前記吸引手段と前記2つの連通孔の他方のみが連通した状態で、当該2つの連通孔の前記他方に前記複数の吸引管のうちの前記別の一つを通じて接続される前記複数のキャップの前記別の一つを、当該キャップに対応する前記複数の吐出口群のうちの前記別の一つを封止状態とするように移動させるよう、前記移動手段を制御し、
前記吸引手段と、前記2つの連通孔の一方のみ、前記2つの連通孔の両方、前記2つの連通孔の他方のみ、が連通した各々の状態で、前記2つの連通孔に前記複数の吸引管のうちの前記一つ及び前記別の一つ通じて接続される前記複数のキャップの前記一つ及び前記別の一つの前記凹部を吸引するように前記吸引手段を制御することを特徴とする液体吐出装置。
IPC (2件)：
FI (1件)：
Fターム (9件)：
2C056EA27
, 2C056EC24
, 2C056EC57
, 2C056JA13
, 2C056JC05
, 2C056JC06
, 2C056JC13
, 2C056JC20
, 2C056JC21
出願人引用 (1件)
-
インクジェットプリンタ
公報種別：公開公報
出願番号：特願2008-304224
出願人：株式会社ミマキエンジニアリング
審査官引用 (5件)
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