特許
J-GLOBAL ID:201403069671179353
非水電解質空気電池
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
池上 徹真
, 須藤 章
, 松山 允之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-049514
公開番号(公開出願番号):特開2014-209453
出願日: 2014年03月12日
公開日(公表日): 2014年11月06日
要約:
【課題】放電容量の改善された非水電解質空気電池を提供する。【解決手段】非水電解質空気電池は、正極3と、負極4と、セパレータ2と、酸素を供給するための空気孔5を備える外装材1とを具備し、正極3は少なくとも酸素を活性化する触媒と導電材料と結着剤とを有している。結着剤の熱分解開始温度がT1°Cであり、熱分解終了温度がT2°Cであるとき、T1°C以上T2°C以下の範囲において、結着剤の熱分解質量分析に質量数81、100、132と200のいずれかのシグナルが存在し、T1-100°C以上T1°C未満までのマススペクトルシグナル面積をXとし、T1°C以上T2°C以下までのマススペクトルシグナル面積をYとしたとき、X≦Yであって、結着剤はフッ素を含有する高分子である。分解温度とは、重量減少分の5%が減少する温度であり、熱分解終了温度とは重量減少分の95%が減少する温度である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
正極と、負極と、前記正極および前記負極に挟持されたセパレータと、前記正極に酸素を供給するための空気孔を備える外装材とを具備した非水電解質空気電池であって、
前記正極は少なくとも酸素を活性化する触媒と導電材料と結着剤とを有しており、
前記結着剤の熱分解開始温度がT1°Cであり、熱分解終了温度がT2°Cであるとき、
前記T1°C以上T2°C以下の範囲において、前記結着剤の熱分解質量分析に質量数81、100、132と200のいずれかのシグナルが存在し、
前記T1-100°C以上T1°C未満までのマススペクトルシグナル面積をXとし、
前記T1°C以上T2°C以下までのマススペクトルシグナル面積をYとしたとき、X≦Yであって、
前記結着剤はフッ素を含有する高分子であり、
前記結着剤の分解開始温度とは、結着剤を熱重量分析装置にて分析した際、主となる重量減少過程において、前記重量減少過程における重量減少分の5%が減少する温度であり、
前記結着剤の熱分解終了温度とは、結着剤を熱重量分析装置にて分析した際、主となる重量減少過程において、前記重量減少過程における重量減少分の95%が減少する温度であり、
前記マススペクトルシグナル面積とは、結着剤単体のマススペクトルにおいて、質量数81、100、132と200より選ばれる複数のシグナルのうち、前記T1°C以上T2°C以下までのマススペクトルシグナル面積が最大の面積の質量数のシグナル面積である。
IPC (2件):
FI (3件):
H01M12/06 F
, H01M4/86 B
, H01M4/86 H
Fターム (22件):
5H018AA10
, 5H018AS03
, 5H018BB06
, 5H018BB12
, 5H018EE08
, 5H018EE12
, 5H018EE18
, 5H018HH02
, 5H018HH08
, 5H032AA02
, 5H032AS02
, 5H032AS12
, 5H032BB02
, 5H032BB09
, 5H032BB10
, 5H032CC17
, 5H032EE05
, 5H032EE12
, 5H032EE20
, 5H032HH01
, 5H032HH04
, 5H032HH06
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