特許
J-GLOBAL ID:201403069911128883

太陽光発電設備の絶縁測定装置及び太陽光発電設備の絶縁測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 民安
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-010285
公開番号(公開出願番号):特開2014-062883
出願日: 2013年01月23日
公開日(公表日): 2014年04月10日
要約:
【課題】絶縁抵抗計のような測定前の処置を要せずに、発電状態のままで、発電電圧及び測定器抵抗間の電圧を測定することによって、絶縁測定ができるようにした太陽光発電設備の絶縁測定装置及び絶縁測定方法を提供する。【解決手段】太陽光電池パネルが発電状態のままで、中継端子箱2またはパワーコンディショナ内の配線用遮断器4を開放した電源側のP相とN相との間の発電電圧V及びP相端子4pの測定器抵抗Rを介した対地電圧Vprと、配線用遮断器4を開放した電源側のP相とN相との間の発電電圧V及びN相端子4nの測定器抵抗を介した対地電圧Vnrとを切替えて測定し、発電電圧Vの測定結果と対地電圧Vnrの測定結果との差を変数として含む演算を行うことによって絶縁抵抗Rgを算出し、太陽光電池パネル1から配線用遮断器4に至る直流回路におけるP相の絶縁抵抗Rgpの低下と、直流回路におけるN相の絶縁抵抗Rgnの低下とを、太陽光電池パネルが発電状態のままで、区別して検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
太陽光電池パネルから出力される電圧が入力されるとともに配線用遮断器が内蔵された中継端子箱またはパワーコンディショナ内の配線用遮断器を開放した電源側のP相とN相との間の発電電圧及びP相端子の測定器抵抗を介した対地電圧と、前記配線用遮断器を開放した電源側のP相とN相との間の発電電圧及びN相端子の測定器抵抗を介した対地電圧と、を切替えて測定する測定手段と、 前記測定手段を制御するとともに、前記測定手段による測定結果に関する演算を行う制御手段と を備え、 前記発電電圧の測定結果と前記対地電圧の測定結果との差を変数として含む演算を行うことによって絶縁抵抗を算出することにより、前記太陽光電池パネルから前記配線用遮断器に至る直流回路におけるP相の絶縁抵抗の低下と、前記直流回路におけるN相の絶縁抵抗の低下とを、前記太陽光電池パネルが発電状態のままで、区別して検出する ことを特徴とする太陽光発電設備の絶縁測定装置。
IPC (2件):
G01R 27/18 ,  H01L 31/042
FI (2件):
G01R27/18 ,  H01L31/04 R
Fターム (10件):
2G028AA02 ,  2G028CG03 ,  2G028DH01 ,  2G028DH03 ,  2G028FK01 ,  2G028HN07 ,  2G028LR04 ,  2G028MS01 ,  5F151KA07 ,  5F151KA09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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