特許
J-GLOBAL ID:201403070112295490
屠殺された家禽を加工するための方法および設備
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
村山 靖彦
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
, 実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-528317
公開番号(公開出願番号):特表2014-527800
出願日: 2012年08月30日
公開日(公表日): 2014年10月23日
要約:
屠殺された家禽を加工する方法。屠殺された家禽のオーブンで温めるだけの枝肉が供給コンベア(2)によって運ばれ、供給コンベアは、無端走路と、その走路に沿って移動されるとともに脚から吊り下げられた1つの枝肉を支持する搬送器具(2a)とを備える。個々の各枝肉に、計量装置(4)による個々の枝肉の重量の決定、撮像装置による個々の枝肉の大きさの決定のうち少なくとも一方が行われる。枝肉を各部に分割するために、第1および第2の切断ライン(10,20)が用いられ、切断ラインの各々は、関連する切断ラインコンベア(11,21)を備え、切断ラインコンベアは、無端走路と、その走路に沿って移動されるとともに、各々が脚から吊り下げられた1つの枝肉を支持する搬送器具(11a,21a)とを備える。切断ラインの各々は、走路に沿って配置された切断装置(12,22)を備え、この切断装置は切断ラインコンベアの搬送器具によって支持された枝肉を各部に分割する。
請求項(抜粋):
屠殺された家禽のオーブンで温めるだけの枝肉が供給コンベア(2)によって運ばれ、前記供給コンベアは、無端走路と、前記走路に沿って移動されるとともに脚から吊り下げられた1つの枝肉を支持するように適合されている搬送器具(2a)とを備え、
個々の各枝肉に、
- 計量装置(4)による個々の前記枝肉の重量の決定、
- 撮像装置による個々の前記枝肉の大きさの決定
のうちの少なくとも一方が行われ、
前記枝肉を各部に分割するために、第1の切断ライン(10)と第2の切断ライン(20)とが用いられ、
前記切断ラインの各々は、関連する切断ラインコンベア(11,21)を備え、前記切断ラインコンベアは、無端走路と、前記走路に沿って移動されるとともに、各々が脚から吊り下げられた1つの枝肉を支持するように適合されている搬送器具(11a,21a)とを備え、
前記切断ラインの各々は、前記走路に沿って配置された1つまたは複数の切断装置(12,22)を備え、前記1つまたは複数の切断装置は、切断ラインコンベアの搬送器具によって支持された枝肉を各部に分割し、
第1の移送装置(5)が、前記供給コンベア(2)と前記第1の切断ラインコンベア(11)との間に配置され、枝肉を前記供給コンベアから前記第1の切断ラインコンベアへと移送し、
第2の移送装置(15)が、前記供給コンベア(2)と前記第2の切断ラインコンベア(21)との間に配置され、枝肉を前記供給コンベアから前記第2の切断ラインコンベアへと移送し、
前記計量装置(4)および/または前記撮像装置によって行われた個々の各枝肉の前記決定に基づいて、前記供給コンベアによって運ばれた前記枝肉の各々を区分、すなわち、
- 小さい枝肉大きさ区分、
- 大きい枝肉大きさ区分
に分類するコンピュータによる生産制御システム(80)が用いられ、
前記生産制御システムは、前記小さい枝肉大きさ区分の枝肉が、可能な最大限の度合いで、前記供給コンベアから前記第1の切断ラインコンベアへと移送されるように、前記第1の移送装置を制御し、
前記生産制御システムは、前記大きい枝肉大きさ区分の枝肉が、可能な最大限の度合いで、前記供給コンベアから前記第2の切断ラインコンベアへと移送されるように、前記第2の移送装置を制御する、
屠殺された家禽を加工するための方法において、
前記コンピュータによる生産制御システム(80)は、前記供給コンベアによって運ばれ、前記2つの切断ラインのうちの一方で加工されることになる前記枝肉の各々を、3つの区分、すなわち、
- 前記小さい枝肉大きさ区分、
- 前記大きい枝肉大きさ区分、
- 中間の枝肉大きさ区分
のうちの1つに分類し、
前記コンピュータによる生産制御システムは、前記第1の移送装置(5)と前記第1の切断ラインコンベア(11)との組合せに関して、および、前記第2の移送装置(15)と前記第2の切断ラインコンベア(21)との組合せに関して、前記小さい枝肉大きさ区分および前記大きい枝肉大きさ区分のそれぞれの枝肉を前記供給コンベアから受け入れる前記組合せの各々の能力を、リアルタイムで決定し、
前記生産制御システムは、前記第1の移送装置(5)と前記第1の切断ラインコンベア(11)との組合せに関して、および、前記第2の移送装置(15)と前記第2の切断ラインコンベア(21)との組合せに関して、前記小さい枝肉大きさ区分および前記大きい枝肉大きさ区分の前記枝肉が、可能な最大限の度合いで、それぞれの前記組合せに振り分けられた状況において、前記供給コンベアから枝肉を受け入れるそれぞれの残存能力を、リアルタイムで決定し、
前記生産制御システムは、前記組合せの各々の決定された前記残存能力に基づいて、前記中間の枝肉大きさ区分の前記枝肉が前記組合せに対して分配されるように、前記第1および第2の移送装置(5,15)を制御する
ことを特徴とする、方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (5件)
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特開昭63-071140
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笹身肉の筋肉切り取り装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-090575
出願人:株式会社浅利研究所
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特開平1-266603
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