特許
J-GLOBAL ID:201403070173273324
射出成形用金型及び射出成形装置,射出成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-162145
公開番号(公開出願番号):特開2014-019114
出願日: 2012年07月20日
公開日(公表日): 2014年02月03日
要約:
【課題】安定的な動作が可能な単純な機構によって、ウエルドラインを崩し、製品の強度低下を防止し、製品の外観不良も改善する。【解決手段】金型10は、キャビティCの略中央部で溶融樹脂が合流する2点ゲート構造であり、樹脂20が合流する面を境にした両側に、1つずつ樹脂溜まり24,32が設けられ、その内部には可動するコアピン28,36が設けられている。ゲート16,18からキャビティCと樹脂溜まり24,32に樹脂20を充填してから、コアピン28を圧縮機構30によって駆動し、樹脂溜まり24の容積を圧縮する。他方のコアピン36は、コアピン28の動きに連動し、引下げ機構38によって樹脂溜まり32の容積を拡張する方向に引き下げられる。キャビティC内に樹脂の内部流動が起こるため、ウエルドラインが崩れ、繊維入り材料の場合は、製品強度を低下させる方向への繊維の配向を防ぐ。【選択図】図3
請求項(抜粋):
溶融樹脂が射出充填される製品キャビティが形成されており、該キャビティ内に射出される溶融樹脂が、該キャビティ内の一箇所以上で合流する形状とゲート配置を有する射出成形用金型であって、
前記溶融樹脂が合流する会合面を境にして両側に配置されており、前記キャビティに連通する2つの樹脂溜まりと、
該2つの樹脂溜まり内にそれぞれ設けられており、該樹脂溜まりの容積を変化させる可動するコアと、
一方の樹脂溜まりのコアを、該樹脂溜まりの容積を圧縮する方向に移動させる圧縮機構と、
他方の樹脂溜まりのコアを、該樹脂溜まりの容積を拡張する方向に移動させる引下機構と、
を備えたことを特徴とする射出成形用金型。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
4F202AP03
, 4F202AR14
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CK06
, 4F202CK82
, 4F206AM36
, 4F206AP034
, 4F206AR14
, 4F206JA07
, 4F206JL02
, 4F206JQ81
引用特許: