特許
J-GLOBAL ID:201403070178493152

荷役装置における緊急離脱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉井 剛 ,  吉井 雅栄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-105183
公開番号(公開出願番号):特開2014-223939
出願日: 2013年05月17日
公開日(公表日): 2014年12月04日
要約:
【課題】万一押圧用操作杆が離脱した後再度周辺物に接触したり衝突したりしても、傾動方向に回動して、その衝撃が緩和され、損傷や破損などを防止できる画期的な荷役装置における緊急離脱装置を提供すること。【解決手段】上側の開閉弁1を閉弁する開閉用回動杆6の両側部に押圧用操作杆7を垂設し、この押圧用操作杆7の下端部を下側の開閉弁1を閉弁する開閉用回動杆6の両側部に離脱自在に係合して、緊急時に上側の開閉用回動杆6が閉弁方向に回動し、押圧用操作杆7が下側の開閉用回動杆6の片側を押圧して閉弁方向に回動して双方の開閉弁1が閉弁状態となった後、着脱連結機構4が解除して双方のカプラー2,3が離脱するように構成した荷役装置における緊急離脱装置において、この押圧用操作杆7を傾動可能に回動自在に設けると共に、外側へ回動付勢する回動付勢機構8を設けて、緊急離脱した時に傾斜姿勢となるように構成した緊急離脱装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
搬送体の搬送及び流出を遮断する開閉弁を夫々に設けた第一カプラーと第二カプラーとを着脱連結機構を介して離脱可能に連結して緊急離脱自在に構成し、この第一カプラー及び第二カプラーの夫々の前記開閉弁を開閉する開閉弁作動機構を備え、この開閉弁作動機構は、一方に回動することで前記開閉弁を開弁し反対方向に回動することで閉弁する開閉用回動部に開閉用回動杆を設け、この一方の開閉弁の開閉用回動部に設けた開閉用回動杆を開弁方向及び閉弁方向に切り替え回動させる開閉用駆動装置を設け、前記一方の開閉用回動杆の両側部に押圧用操作杆を設け、この押圧用操作杆の先端部を前記他方の開閉用回動杆の両側部に離脱自在に係合して、前記一方の開閉用回動杆が回動することで前記片側の押圧用操作杆が前記他方の開閉用回動杆の片側部を押圧して同方向に回動するように構成し、緊急時にこの開閉弁作動機構が作動して前記一方の開閉用回動杆が閉弁方向に回動し前記開閉用回動部が回動して前記一方の開閉弁が閉じると共に、この一方の開閉用回動杆の両側部に設けた前記押圧用操作杆の片側の押圧用操作杆が、前記一方の開閉用回動杆の回動により前記他方の開閉用回動杆の片側部を押圧して閉弁方向に回動し前記開閉用回動部が回動して前記他方の開閉弁も閉じて、前記第一カプラーと前記第二カプラーの夫々の前記開閉弁が閉弁状態となるように構成すると共に、前記着脱連結機構が前記第一カプラーと前記第二カプラーとの連結を解除して前記第一カプラーと前記第二カプラーとが離脱するように構成した荷役装置における緊急離脱装置において、前記一方の開閉用回動杆の両側部に設けた前記押圧用操作杆を傾動可能に回動自在に設けると共に、この押圧用操作杆を回動付勢する回動付勢機構を設けて、この押圧用操作杆の先端部が前記他方の開閉用回動杆から離脱した際、前記回動付勢機構により押圧用操作杆が回動して傾斜姿勢となるように構成したことを特徴とする荷役装置における緊急離脱装置。
IPC (1件):
B67D 9/00
FI (2件):
B67D9/00 Z ,  B67D9/00 A
Fターム (2件):
3E083BB04 ,  3E083BB20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-146200

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