特許
J-GLOBAL ID:201403070747806032

演算回路、演算処理装置、及び演算処理装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  山口 昭則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-184594
公開番号(公開出願番号):特開2014-041563
出願日: 2012年08月23日
公開日(公表日): 2014年03月06日
要約:
【課題】固定精度の浮動小数点数同士の加減算値に対する補正値を求める処理を効率的に実現する演算方式を提供する。【解決手段】演算回路は、第1の指数部から第2の指数部と第1の仮数部の先行ゼロ計数値とを減算した値をシフト量として生成するとともに、第1の指数部から第1の仮数部の先行ゼロ計数値と第1の所定値とを減算した第3の指数部を生成する演算部と、シフト量に基づき第1の仮数部をシフトしたシフト後仮数部を生成するシフト部と、シフト後仮数部と第2の仮数部の一部を加算した加算値を生成するとともに、加算により生じたキャリーを生成する加算部と、シフト後仮数部とシフト量とキャリーとを入力し、桁溢れ及び桁落ちが生じる旨をそれぞれ表すフラグを生成する予測部と、加算値と第3の指数部とフラグとに基づいて、補正値仮数部と補正値指数部を生成する生成部を有する。【選択図】図23
請求項(抜粋):
N進法(Nは2以上の整数)による第1の浮動小数点数と前記N進法による前記第1の浮動小数点数以下の第2の浮動小数点数を加減算した値である加減算値に対する補正値を算出する演算回路において、 前記第1の浮動小数点数の符号部である第1の符号部と、前記第1の浮動小数点数の仮数部である第1の仮数部と、前記第1の浮動小数点数の指数部である第1の指数部を保持する第1の入力レジスタと、 前記第2の浮動小数点数の符号部である第2の符号部と、前記第2の浮動小数点数の仮数部である第2の仮数部と、前記第2の浮動小数点数の指数部である第2の指数部を保持する第2の入力レジスタと、 前記第1の指数部から前記第2の指数部を減算した値からさらに前記第1の仮数部の先行ゼロ計数値を減算した値をシフト量として生成するとともに、前記第1の指数部から前記第1の仮数部の先行ゼロ計数値を減算した値から第1の所定値を減算した第3の指数部を生成する演算部と、 生成された前記シフト量に基づき、前記第1の仮数部をシフトしたシフト後仮数部を生成するシフト部と、 生成された前記シフト後仮数部と前記第2の仮数部の一部を加算した加算値を生成するとともに、加算により生じるキャリーの有無を示すキャリー情報を生成する加算部と、 前記シフト後仮数部と前記シフト量と前記キャリー情報を基に、桁溢れ又は桁落ちを示すフラグを生成する予測部と、 前記第1の指数部から前記第1の仮数部の先行ゼロ計数値を減算した第1の値と前記第2の指数部から前記第2の仮数部の先行ゼロ計数値を減算した第2の値との差が第2の所定値以上の場合、前記第2の入力レジスタに保持される前記第2の符号部と前記第2の仮数部と前記第2の指数部とに基づいて、前記加減算値に対する正規化された補正値の仮数部である補正値仮数部と正規化された前記補正値の指数部である補正値指数部を生成するとともに、前記差が前記第2の所定値未満の場合、前記加算値と前記第3の指数部と前記シフト量と前記フラグとに基づいて、前記補正値仮数部と前記補正値指数部を生成する生成部 を有することを特徴とする演算回路。
IPC (1件):
G06F 7/483
FI (1件):
G06F7/483
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-128129

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