特許
J-GLOBAL ID:201403071245701284
動弁装置のラッシュアジャスタ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
鎌田 直也
, 鎌田 文二
, 中谷 弥一郎
, 清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-112852
公開番号(公開出願番号):特開2014-231783
出願日: 2013年05月29日
公開日(公表日): 2014年12月11日
要約:
【課題】カムの回転によって初期セット状態を自動的に解除できるようにした動弁装置のラッシュアジャスタを提供する。【解決手段】ボディ21内に雌ねじ部材23を摺動自在に挿入し、内径面に形成された雌ねじ28に雄ねじ30をねじ係合する。雌ねじ部材23と雄ねじ部材29の相互間に捩りコイルばね33を組み込んで、雌ねじ部材23と雄ねじ部材29の相互に伸長する方向の捩り弾性力を付与する。雌ねじ部材23の外周下部に対してセット部材43の他端部を外向きフランジ35に圧入して雌ねじ部材23と雄ねじ部材29を収縮させた初期セット状態に保持する。エンジンのクランキングによるアーム3の揺動により雌ねじ部材23に押込み力を負荷し、ボディ21の内周下部に形成された段部49でセット部材43の下端を受けて停止させ、雄ねじ部材29を下降させて、セット部材43に対する外向きフランジ35の抜け出しにより初期セット状態を解除する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
底壁を有する筒状のボディと、そのボディ内に摺動自在に挿入され、内径面の下部に雌ねじが形成された筒状の雌ねじ部材と、その雌ねじ部材の雌ねじにねじ係合される雄ねじを外周に有し、その雄ねじと雌ねじのねじ係合によって雌ねじ部材に接続された雄ねじ部材と、その雄ねじ部材と雌ねじ部材のねじ込みによる収縮により弾性変形し、その復元弾性により雄ねじ部材と雌ねじ部材を伸長する方向に付勢する弾性部材と、前記雌ねじ部材の下端部外周に一端部が回り止めされ、他端部が前記雄ねじ部材の下端部に設けられた外向きフランジに対して係脱自在とされ、係合状態で雌ねじ部材と雄ねじ部材を収縮させた初期セット状態で相対的に回り止めする円筒状のセット部材とからなり、
前記ボディの内周下部に、前記雄ねじ部材の下端面とボディの底壁間にセット部材の前記外向きフランジに対する軸方向の係合長さより大きな軸方向スキマが形成される状態で前記セット部材の下端を受け止める係合解除用の段部を設けた動弁装置のラッシュアジャスタ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
3G016AA06
, 3G016AA19
, 3G016BB02
, 3G016BB18
, 3G016CA03
, 3G016CA15
, 3G016CA16
, 3G016CA20
, 3G016CA27
, 3G016CA32
, 3G016CA41
, 3G016CA45
, 3G016CA46
, 3G016DA17
, 3G016FA38
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