特許
J-GLOBAL ID:201403072039735780
トルクロッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-258502
公開番号(公開出願番号):特開2014-105765
出願日: 2012年11月27日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】主たる振動の入力方向におけるXバネの大きさを維持したまま、インナー部材の軸方向におけるZバネを下げて、XZバネ比(Zバネ値Ez/Xバネ値Ex)の変化を大きくする。【解決手段】トルクロッドを構成する第2リング状部材14に、第2インナー部材20及び第2インシュレータ22を設け、第2インナー部材20を挟む前後に第1すぐり24、第2すぐり26を設ける。インシュレータ22はY軸方向に延びる弾性腕部30を有し、その第2リング状部材14に接続する付け根部に、第1すぐり24の端部からX軸方向へ切り込み状に食い込むバネ調整凹部32を設ける。バネ調整凹部32は弾性腕部30の第2リング状部材14による非拘束部をなし、Xバネの大きさを維持したままZバネを下げて、XZバネ比を大きく変化させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
長手部材であるロッド本体と、その長手方向両端に設けられた大小に異なる一対の防振連結部である小玉部(11a)と大玉部(11b)を備えたトルクロッドにおいて、
前記防振連結部のうち少なくとも大玉部(11b)は、前記ロッド本体(10)に設けられたリング状部材(14)と、その中心部に配置されたインナー部材(20)と、これらインナー部材とリングを弾性的に結合する弾性体のインシュレータ(22)を備え、
前記インナー部材(20)の中心軸をZ軸、これと直交する主たる振動の入力軸をX軸、これらZ軸及びX軸とそれぞれ直交する軸をY軸とするとき、
前記インシュレータ(22)にバネ調整凹部(32)を設け、
少なくとも、X軸方向のバネとZ軸方向のバネとのバネ比を変化させることにより、
Z軸方向における剛体共振の周波数をコントロールすることを特徴とするトルクロッド。
IPC (3件):
F16F 15/08
, F16F 1/38
, B60K 5/12
FI (5件):
F16F15/08 T
, F16F15/08 K
, F16F1/38 K
, F16F1/38 P
, B60K5/12 Z
Fターム (20件):
3D235BB23
, 3D235EE24
, 3D235EE26
, 3J048AA01
, 3J048AD05
, 3J048BA19
, 3J048CB23
, 3J048EA07
, 3J059AA01
, 3J059AA06
, 3J059BA42
, 3J059BA54
, 3J059BA75
, 3J059BB01
, 3J059BC06
, 3J059BD01
, 3J059BD05
, 3J059DA02
, 3J059DA22
, 3J059GA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
防振連結ロッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-053182
出願人:東洋ゴム工業株式会社
-
ブッシュ型インシュレータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-232714
出願人:東洋ゴム工業株式会社
-
防振ゴム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-278201
出願人:株式会社ブリヂストン
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