特許
J-GLOBAL ID:201403072814590204

無線タグ測位システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-034929
公開番号(公開出願番号):特開2014-163791
出願日: 2013年02月25日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】無線タグの二次元座標を精度よく決定することができる無線タグ測位システムを提供する。【解決手段】無線タグ200が無線タグリーダ100の径方向に移動した距離である径方向移動距離(測定距離Dm)を測定する(S2)。測位範囲を複数の小領域に分割することで生成する領域頂点の組み合わせである移動前後点の組み合わせに対して、径方向移動距離(=演算距離Dc)を演算しておき、測定距離Dmと演算距離Dcとの距離差eを、全部の移動前後点の組み合わせに対して4つの無線タグリーダ100ごとに逐次算出する(S4)。この距離差eが誤差範囲内にある移動前後点の候補に絞り込む(S6)。さらに、連続する2回分の移動について、前の移動の後点と後の移動の前点とが一致する移動前後点の組み合わせに絞り込む。この絞り込みを、過去の予め設定された所定回前の移動から最新の移動まで、順番に各移動に対して行う。【選択図】図4
請求項(抜粋):
距離測定用の信号波を逐次送信し、且つ、その距離測定用の信号波に基づいて無線タグから到来する応答波を受信する送受信部を備える無線タグリーダを少なくとも4つ備え、測位範囲内に存在する前記無線タグの二次元座標を逐次決定する無線タグ測位システムであって、 各無線タグリーダの送受信部による送受信結果に基づいて、所定時間に無線タグが無線タグリーダの径方向へ移動した距離である径方向移動距離を、無線タグリーダ別に、逐次測定する径方向距離測定手段と、 前記測位範囲を複数の小領域に分割することで生成する領域頂点をそれぞれ移動前の点とし、その移動前の点を除いた残りの領域頂点のそれぞれを移動後の点とする移動前後点の組み合わせに対して演算した前記径方向移動距離である演算径方向移動距離と、前記径方向距離測定手段で測定した径方向移動距離との距離差を、全ての前記移動前後点の組み合わせに対して、無線タグリーダ別に、逐次測定する径方向移動距離について算出する距離差算出手段と、 前記距離差算出手段が算出した無線タグリーダ別の距離差が、全ての無線タグリーダについて予め設定した誤差範囲内にある前記移動前後点の組み合わせに絞り込む一次絞り込み手段とを備え、 前記径方向距離測定手段を距離測定周期で逐次行って、前記無線タグの前記径方向移動距離を逐次取得し、逐次取得した径方向移動距離に対して、前記距離差算出手段、前記一次絞り込み手段を逐次実行することで、前記無線タグの移動前後点の組み合わせの候補を逐次絞り込み、 移動前後点の組み合わせを1回の移動とし、互いに連続する2回分の移動において、前の移動の後点に後の移動の前点が一致する移動前後点の組み合わせに絞る絞り込みを、過去の予め設定された所定回前の移動から最新の移動まで順番に各移動に対して行う二次絞り込み手段と、 前記二次絞り込み手段で絞り込んだ後の、最新の移動前後点の組み合わせ候補に含まれている移動後点の候補に基づいて、前記無線タグの最新の二次元座標を決定する現在位置決定手段と、を備えることを特徴とする無線タグ測位システム。
IPC (2件):
G01S 5/02 ,  G01S 13/74
FI (2件):
G01S5/02 Z ,  G01S13/74
Fターム (14件):
5J062AA09 ,  5J062BB05 ,  5J062CC11 ,  5J062EE01 ,  5J062FF04 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AD05 ,  5J070AE09 ,  5J070AH19 ,  5J070AK07 ,  5J070AK22 ,  5J070BC03 ,  5J070BC05

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