特許
J-GLOBAL ID:201403072904413565

二相ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 上羽 秀敏 ,  竹添 忠 ,  松山 隆夫 ,  坂根 剛 ,  川上 桂子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012053037
公開番号(公開出願番号):WO2012-111537
出願日: 2012年02月10日
公開日(公表日): 2012年08月23日
要約:
大入熱溶接時におけるσ相の析出を抑えることができ、高温塩化物環境下における耐SCC性に優れ、かつ、高強度を有する二相ステンレス鋼を提供する。本発明による二相ステンレス鋼は、質量%で、C:0.030%以下、Si:0.20〜1.00%、Mn:8.00%以下、P:0.040%以下、S:0.0100%以下、Cu:2.00%を超え4.00%以下、Ni:4.00〜8.00%、Cr:20.0〜28.0%、Mo:0.50〜2.00%、N:0.100〜0.350%及びsol.Al:0.040%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)及び式(2)を満たす化学組成と、フェライト率が50%以上である組織と、550MPa以上の降伏強度とを有する。 2.2Cr+7Mo+3Cu>66 (1) Cr+11Mo+10Ni<12(Cu+30N) (2)
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.030%以下、Si:0.20〜1.00%、Mn:8.00%以下、P:0.040%以下、S:0.0100%以下、Cu:2.00%を超え4.00%以下、Ni:4.00〜8.00%、Cr:20.0〜28.0%、Mo:0.50〜2.00%、N:0.100〜0.350%及びsol.Al:0.040%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)及び式(2)を満たす化学組成と、 フェライト率が50%以上である組織と、 550MPa以上の降伏強度とを有する、二相ステンレス鋼。 2.2Cr+7Mo+3Cu>66 (1) Cr+11Mo+10Ni<12(Cu+30N) (2) ここで、式(1)及び式(2)中の元素記号には、鋼中の各元素の含有量(質量%)が代入される。
IPC (2件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58
FI (2件):
C22C38/00 302H ,  C22C38/58

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