特許
J-GLOBAL ID:201403075048946122

ローラの製造方法、ローラの製造装置、定着ローラ及び加圧ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-063830
公開番号(公開出願番号):特開2014-199269
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2014年10月23日
要約:
【課題】しわや離型性チューブの被覆位置ずれの発生しがたいローラの製造装置を提供する。【解決手段】円筒状または円柱状の芯金1と、該芯金外周に形成される弾性層2と、該弾性層外周に形成される離型層3と、からなるローラを製造するためのローラ製造装置であって、周面に貫通孔10A,10B,11が設けられ、当該貫通孔から周外に吸引可能な吸引筒8と、前記貫通孔10A,10B,11に吸引パイプ12,13を介して接続される吸引具14と、前記吸引筒8と同軸を維持したまま、当該吸引筒8に抜き差し方向に駆動する抜差駆動機構16と、円筒状で径方向に膨張収縮可能な膨張部材6、または、前記芯金1を前記抜差駆動機構16に支持させて、前記抜差駆動機構16の駆動に応じて、これらを前記吸引筒8内に抜き差しさせるチャック部材部材15と、を備える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
円筒状または円柱状の芯金と、該芯金外周に形成される弾性層と、該弾性層の外周に形成される離型層と、からなるローラの製造方法であって、 (1)前記離型層の前駆体である離型性チューブに、円筒状で径方向に膨張収縮可能な膨張部材を挿嵌し、これを、周面に設けられた貫通孔から周外に吸引可能な吸引筒内に挿入する離型性チューブ挿入工程と、 (2)前記吸引筒の吸引を開始して、前記膨張部材を膨張させることにより前記離型性チューブを拡径し、前記吸引筒内面に吸着させ、次いで前記膨張部材を収縮させて、前記離型性チューブを前記膨張部材から解放する離型性チューブ吸着工程と、 (3)前記弾性層の前駆体である弾性チューブに、その外周に接着剤を塗布した上で前記膨張部材を挿嵌し、または、前記膨張部材を挿嵌した上でその外周に接着剤を塗布し、前記吸引が維持された前記吸引筒と同軸を維持したまま、前記離型性チューブの内側に挿入する弾性チューブ挿入工程と、 (4)前記膨張部材を膨張させることにより前記弾性チューブを拡径し、前記吸引筒内面に吸着させて、前記離型性チューブの内周に密着させる層間密着工程と、 (5)前記離型性チューブと前記弾性チューブとの密着状態を維持させたまま、両者間の前記接着剤を硬化させて両者を接着する層間接着工程と、 (6)前記芯金を、その外周に接着剤を塗布した上で、前記吸引が維持された前記吸引筒と同軸上で、前記弾性チューブの内側に挿入する芯金挿入工程と、 (7)前記吸引筒の吸引を解除して、接着状態の前記離型性チューブ及び前記弾性チューブを収縮させ、前記芯金の外周に前記弾性チューブを密着させる芯金密着工程と、 (8)前記弾性チューブと前記芯金との密着状態を維持させたまま、両者間の前記接着剤を硬化させて両者を接着する芯金接着工程と、 が上記順序で行われることを特徴とするローラの製造方法。
IPC (2件):
G03G 15/20 ,  F16C 13/00
FI (3件):
G03G15/20 515 ,  F16C13/00 B ,  F16C13/00 Z
Fターム (30件):
2H033AA31 ,  2H033BB03 ,  2H033BB04 ,  2H033BB05 ,  2H033BB06 ,  2H033BB13 ,  2H033BB14 ,  2H033BB15 ,  2H033BB29 ,  2H033BB30 ,  3J103AA02 ,  3J103AA07 ,  3J103AA23 ,  3J103AA24 ,  3J103BA41 ,  3J103EA07 ,  3J103EA20 ,  3J103FA15 ,  3J103FA30 ,  3J103GA02 ,  3J103GA54 ,  3J103GA57 ,  3J103GA58 ,  3J103GA60 ,  3J103GA66 ,  3J103HA02 ,  3J103HA12 ,  3J103HA47 ,  3J103HA53 ,  3J103HA60

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