特許
J-GLOBAL ID:201403075099203507

燃料電池の構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-122592
公開番号(公開出願番号):特開2014-029836
出願日: 2013年06月11日
公開日(公表日): 2014年02月13日
要約:
【課題】「横縞型」の燃料電池の構造体であって、支持基板が外力を受けた場合において支持基板が変形し難く且つガスシール機能の低下を確実に抑制し得るものの提供。【解決手段】燃料ガス流路11が内部に形成された平板状の支持基板10の主面に、電気的に直列に接続された複数の発電素子部Aが所定の間隔をおいて配置される。支持基板10の主面には、複数の凹部12が所定の間隔をおいて形成される。各凹部12は、周方向に閉じた4つの側壁と、底壁とで画定された直方体状の窪みである。各凹部12には、対応する発電素子部Aの燃料極20が埋設される。各燃料極20の外側面には凹部21bが形成される。各凹部21bの中央部にはインターコネクタ30が埋設され、各凹部21bの中央部の周囲に位置する周縁部には、電気絶縁性を有する緻密なシール部35が埋設される。シール部35の外側面の周縁部の全周は固体電解質膜40で覆われる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ガス流路が内部に形成された平板状の多孔質の支持基板と、 前記平板状の支持基板の主面における互いに離れた複数の箇所にそれぞれ設けられ、少なくとも内側電極、固体電解質、及び外側電極が積層されてなる複数の発電素子部と、 1組又は複数組の隣り合う前記発電素子部の間にそれぞれ設けられ、隣り合う前記発電素子部の一方の内側電極と他方の外側電極とを電気的に接続する1つ又は複数の電気的接続部と、 1組又は複数組の隣り合う前記発電素子部の間にそれぞれ設けられ、前記内側電極に供給される第1のガスと前記外側電極に供給される第2のガスとの混合を防止する緻密な構成材料からなるガスシール部と、 を備えた燃料電池の構造体において、 前記平板状の支持基板の主面における前記複数の箇所に、前記支持基板の材料からなる底壁と、全周に亘って前記支持基板の材料からなる周方向に閉じた側壁と、を有する第1凹部がそれぞれ形成され、 前記各第1凹部に、対応する前記発電素子部の前記内側電極がそれぞれ埋設され、 前記各電気的接続部は、緻密な材料で構成された第1部分と、前記第1部分と接続され且つ多孔質の材料で構成された第2部分とで構成され、前記第1部分は、前記隣り合う発電素子部の一方の内側電極と前記第2部分とに接続され、前記第2部分は、前記隣り合う発電素子部の他方の外側電極と前記第1部分とに接続され、 前記ガスシール部における前記埋設された各内側電極の外側面を覆う部分では、前記ガスシール部は、前記発電素子部の一部としての緻密な前記固体電解質と、前記固体電解質と接続されるとともに前記固体電解質と同じ又は異なる緻密な構成材料からなる第1シール部と、前記第1シール部と接続されるとともに前記第1シール部とは異なる緻密な構成材料からなる第2シール部と、前記第2シール部と接続された前記電気的接続部の第1部分と、を含んで構成され、前記第1シール部と前記電気的接続部の第1部分とは接触しない、燃料電池の構造体。
IPC (2件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/02
FI (3件):
H01M8/24 E ,  H01M8/02 E ,  H01M8/02 S
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026CC06 ,  5H026CV02 ,  5H026CV05 ,  5H026EE13 ,  5H026HH05
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 燃料電池の構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-151489   出願人:日本碍子株式会社
  • 固体酸化物型燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-156138   出願人:日本碍子株式会社
  • 特許第5116184号

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