特許
J-GLOBAL ID:201403075197581480
蒸発燃料処理装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
磯野 道造
, 多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-107758
公開番号(公開出願番号):特開2014-227907
出願日: 2013年05月22日
公開日(公表日): 2014年12月08日
要約:
【課題】蒸発燃料密閉系のリーク診断を高精度で遂行する。【解決手段】蒸発燃料処理装置11は、蒸発燃料密閉系のリーク診断を行う診断部53を備える。診断部53は、イグニッションスイッチ43がオフされた後、大気開閉弁29が閉止状態にある際に、タンク内圧検出部27によるタンク内圧Ptankの2回微分値に係る相関パラメータに基づく2回微分法を用いたリーク診断を行うと共に、タンク内圧センサ27によるタンク内圧Ptank及び該タンク内圧Ptankの停滞時間の関係に基づく停滞時間法を用いたリーク診断を行う。診断部53は、停滞時間法(DTM法)を用いたリーク診断結果を、2回微分法(DDP法)を用いたリーク診断結果に対して優先的に用いる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関を備える車両に搭載されて燃料を収容する燃料タンクと、
前記燃料タンク及び大気間をつなぐ連通路に設けられ、当該燃料タンクから当該連通路を介して排出される蒸発燃料を回収するキャニスタと、
前記キャニスタ及び大気間をつなぐ連通路に設けられ、当該キャニスタを大気に対して開放又は閉止する開閉弁と、
燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧検出部と、
前記開閉弁を開放又は閉止させる指令を行う制御部と、
前記燃料タンクを含む蒸発燃料密閉系のリーク診断を行う診断部と、
を備え、
前記診断部は、
前記車両のイグニッションスイッチがオフされた後、前記制御部の前記指令に従い前記開閉弁が閉止状態にある際に、
前記タンク内圧検出部によるタンク内圧の2回微分値に係る相関パラメータに基づく2回微分法を用いた前記蒸発燃料密閉系のリーク診断を行うと共に、
前記タンク内圧検出部によるタンク内圧及び該タンク内圧の停滞時間の関係に基づく停滞時間法を用いた前記蒸発燃料密閉系のリーク診断を行い、
前記停滞時間法を用いたリーク診断結果を、前記2回微分法を用いたリーク診断結果に対して優先的に用いる、
ことを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3G144AA10
, 3G144BA22
, 3G144CA02
, 3G144DA04
, 3G144EA32
, 3G144FA04
, 3G144FA06
, 3G144FA32
, 3G144HA02
, 3G144HA27
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