特許
J-GLOBAL ID:201403076040962249

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-071200
公開番号(公開出願番号):特開2014-194201
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月09日
要約:
【課題】内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射ノズルにおいて、噴射圧を高めても流量係数を低下させない。【解決手段】例えば、第1構造を備えるノズルにおいて、不等式0.083mm≦R≦0.150mmを満たすように旋回半径Rを設定することで、噴射圧を220MPaまで高めても流量係数Cdを0.82以上にすることができる。また、不等式0.088mm≦R≦0.150mmを満たすように旋回半径Rを設定することで、噴射圧を240MPaまで高めても流量係数Cdを0.82以上にすることができる。さらに、不等式0.100mm≦R≦0.150mmを満たすように旋回半径Rを設定することで、噴射圧を260MPaまで高めても流量係数Cdを0.82以上にすることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
円筒状のノズルボディ(3)と、このノズルボディ(3)の内周に軸方向に移動可能となるように収容されるニードル(2)とを備え、前記ニードル(2)が前記ノズルボディ(3)の内周で軸方向に移動することで燃料の噴射を開始または停止する燃料噴射ノズル(1)において、 前記ノズルボディ(3)の内壁の一部であり、前記ニードル(2)の軸方向の先端近傍に設けられたシート部(13)が離着するシート位置(10)と、 前記シート位置(10)よりも軸方向の先端側で前記ノズルボディ(3)の内壁に開口し、前記シート部(13)が前記シート位置(10)から離座することで前記ノズルボディ(3)の内周から外部に燃料を導く噴孔(11)と、 前記内壁の内、前記シート位置(10)および前記噴孔(11)の前記内壁における開口(11a)が存在する壁部分の形状を規定する構造であり、前記壁部分の内、前記シート位置(10)を含む部分であるシート面は、前記ノズルボディ(3)の軸(β)と同軸の円錐面(17)として設けられ軸方向先端側ほど小径であって先端が円(20)であり、前記開口(11a)を含む部分である噴孔開口面は、前記軸(β)と同軸であって前記シート面の先端の径以下の径を有する円筒面(18)、または、この円筒面(18)の軸方向の先端側に連続するとともに、前記円筒面(18)の径と同じ径を有して軸方向の先端側に凸を形成する半球面(19)である第1構造とを備え、 前記ノズルボディ(3)の断面の内、前記噴孔(11)の軸(γ)を含んで前記ノズルボディ(3)の軸方向に平行な特定断面において前記噴孔(11)内と前記ノズルボディ(3)の断面とを画する2つの孔壁線(A、B)の内、前記シート位置(10)に近い方の孔壁線(A)、および、前記噴孔開口面の両方に内接する内接円の半径として定義される旋回半径(R)に関し、不等式0.083mm≦R≦0.150mmを満たすことを特徴とする燃料噴射ノズル(1)。
IPC (2件):
F02M 61/18 ,  F02M 51/06
FI (2件):
F02M61/18 330Z ,  F02M51/06 L
Fターム (4件):
3G066CC10 ,  3G066CC21 ,  3G066CD30 ,  3G066DA06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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