特許
J-GLOBAL ID:201403077446999638
積層及びイオン交換により強化されたガラス積層品及びその作製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
柳田 征史
, 佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-522897
公開番号(公開出願番号):特表2014-521582
出願日: 2012年07月20日
公開日(公表日): 2014年08月28日
要約:
ガラス板(10)を作製する方法は、高温において高CTEコアガラス(11)を低CTEクラッドガラス(12)に積層する工程、クラッドガラス(12)内に圧縮応力を生成させるために積層品(10)を冷却しる工程及び、次いで、クラッドガラス(12)の外表面近傍領域内の圧縮応力を高めるために積層品(10)をイオン交換する工程を含む。コアガラス(11)は、クラッドガラス/コアガラス界面に隣接するクラッドガラス(12)の内表面領域内の圧縮応力を高めるためにクラッドガラス(12)内のイオンと交換するイオンを含むことができる。ガラス積層品(10)は融着成形/積層プロセス及び融着成形可能/イオン交換可能ガラス組成を用いて、形成及び積層を行うことができる。
請求項(抜粋):
強化積層ガラス構造を作製するためのプロセスにおいて、
コアガラス板を形成するため、第1の熱膨張係数(CTE)を有するコアガラスをドロー成形する工程、
クラッドガラス板を形成するため、第1のCTEより低い第2のCTEを有するイオン交換可能なクラッドガラスをドロー成形する工程、
積層ガラス板を形成するため、前記コアガラス及び前記クラッドガラスの内の少なくとも一方の軟化点以上の温度において前記コアガラス板を前記クラッドガラス板に積層する工程、
前記積層ガラス板を冷却して、前記コアガラス板を引張応力の状態におき、前記クラッドガラス板を圧縮応力の状態におく工程、及び
前記積層する工程及び前記冷却する工程によって前記クラッドガラスに生成された前記圧縮応力に加えて、前記クラッドガラスの外表面領域に圧縮応力の層を形成するため、前記積層ガラス板にイオン交換プロセスを実施する工程、
を含むことを特徴とするプロセス。
IPC (2件):
FI (2件):
C03C21/00 101
, C03B17/06
Fターム (5件):
4G059AA01
, 4G059AC16
, 4G059HB03
, 4G059HB14
, 4G059HB23
引用特許: