特許
J-GLOBAL ID:201403077811904153
調節眼内レンズ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 正樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-100932
特許番号:特許第5481588号
出願日: 2013年05月13日
要約:
【課題】本発明は、焦点調節力を十分に発揮することができる調節眼内レンズを提供することを目的とする。
【解決手段】本調節眼内レンズ1は、レンズからなる光学部10と、光学部10の周縁部に設けられたレンズ支持部20とを備える。レンズ支持部20は光学部10の周縁部に連結部50を介して可動可能な状態で連結される一方端部201と、水晶体嚢S赤道部Seに係止される他方端部202とを有し、一方端部201と他方端部202が光学部10の中心Oを介して互いに反対側に位置しかつ一方端部201から他方端部202にかけて光学部10の周囲を取り囲むループ状に径方向外側で延びる態様で形成される。眼の焦点調節により発生する赤道部Se付近における水晶体嚢Sの動きに応じてレンズ支持部20の他方端部202同士が近接離間方向に移動することにより光学部10が光軸方向に移動する。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 内容物が除去された水晶体嚢内に挿入される調節眼内レンズであって、
レンズからなる光学部と、該光学部の周縁部に設けられた複数のレンズ支持部とを備え、
前記レンズ支持部は、前記光学部の周縁部に可動可能な状態で連結される一方端部と、水晶体嚢の赤道部または水晶体嚢拡張ディバイスに係止される他方端部とを有し、前記一方端部と前記他方端部が光学部の中心を介して互いに反対側に位置するとともに、
前記一方端部が前記光学部の両側に分岐しながら延び、それぞれ前記光学部の周囲に沿って他方端部まで延びていったあと互いに繋がることにより、全体として光学部の周囲を取り囲む態様のループ状に形成され、
眼の焦点調節により発生する水晶体嚢または水晶体嚢拡張ディバイスの動きに応じて、レンズ支持部の他方端部同士が近接離間方向に移動することにより、レンズ支持部の各一方端部が前後方向に移動し、それに伴って前記光学部が前後方向に移動することを特徴とする調節眼内レンズ。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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