特許
J-GLOBAL ID:201403078112786826
電解システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
高橋 英樹
, 高田 守
, 大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-131742
公開番号(公開出願番号):特開2013-256679
出願日: 2012年06月11日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】本発明は、電解システムに関し、電気分解時のエネルギ効率の向上と、H2、COのモル比率の調整とを両立可能な電解システムを提供することを目的とする。【解決手段】電気分解に際しては、先ず、エネルギ効率を考慮した低い電圧(基本電圧α)を印加し(時刻t0〜時刻t1)、その後、WE34上に吸着したCOやH2を脱離させるための高い電圧(脱離用電圧α+β)を一時的に印加する(時刻t1〜時刻t1+x)。これにより、基本電圧αの印加によりWE34上に吸着したCOやH2を、脱離用電圧α+βの印加により脱離させる。基本電圧αの印加時間T1、脱離用電圧α+βの印加時間Xについては、WE34上で生成するH2、COのモル比率(H2/CO)の累積値が2となるように決定される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
H2OとCO2からH2とCOを生成する電解システムであって、
H2OとCO2とを含む電解液を内部に備える電解槽と、
前記電解槽に設けられた少なくとも一組の電極と、
前記電極間に、予め設定した基本電圧を第1時間に亘って印加した後に、H2およびCOを脱離させるための電圧であって前記基本電圧よりも高い脱離用電圧を第2時間に亘って印加して電気分解を実行する電解実行手段と、
前記電極上で生成するH2およびCOの各生成量と電圧印加時間および印加電圧との対応関係と、前記第1時間および前記第2時間とから、前記第1時間内に前記電極上で生成するCOおよびH2の第1次生成量と、前記第2時間内に前記電極上で生成するCOおよびH2の第2次生成量とを算出し、算出した該第1次生成量および該第2次生成量と、前記電極上で生成するCOとH2の目標物質量比とを用いて、該脱離用電圧および該第2時間の組み合わせを決定する脱離条件設定手段と、
を備えることを特徴とする電解システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
4K021AA01
, 4K021AA09
, 4K021BA02
, 4K021BA04
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