特許
J-GLOBAL ID:201403078262112980

粉砕プラント温度制御装置、粉砕プラント温度制御方法、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-268513
公開番号(公開出願番号):特開2014-114994
出願日: 2012年12月07日
公開日(公表日): 2014年06月26日
要約:
【課題】 負圧式・排ガス循環系の粉砕プラントにおけるヒートアップから粉砕に移行する際の粉砕機の出口の温度を高精度に制御する。【解決手段】 ヒートアップ時には、ミル出口温度の測定値の目標値に対する偏差に基づいてPID制御を行い、ヒートアップが終了して給炭を開始すると、ミル出口温度が目標値に低下するまで、操業条件の目標値に応じた一定の流量の燃焼ガス(バーナー負荷)を熱ガス発生装置101に与えて熱風を発生させる。そして、ミル出口温度が目標値に低下すると、ミル出口温度の測定値の目標値に対する偏差に基づいてPID制御を再開する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱風を排ガスとして発生する熱風発生装置と、 原料を粉砕し、粉砕後の原料を、前記排ガスの流れに乗せて外部に放出する粉砕機であって、内部の圧力が負圧に保たれている粉砕機と、 前記粉砕機から前記排ガスの流れに乗って放出された粉砕後の原料を捕集する捕集機であって、内部の圧力が負圧に保たれている捕集機と、 前記熱風発生装置、前記粉砕機、及び前記捕集機を前記排ガスが循環する経路と、 前記経路の内部の位置であって、前記粉砕機の出口側の所定の位置における温度であるミル出口温度を測定する温度計と、を有し、 前記粉砕機の内部に原料を投入しない状態で前記熱風発生装置から発生する排ガスによって前記粉砕機の内部を含む領域を予熱するヒートアップを行った後に、前記粉砕機の内部に原料を投入して原料を粉砕する負圧式・排ガス循環系の粉砕プラントにおける前記ミル出口温度を制御する粉砕プラント温度制御装置であって、 前記ヒートアップが開始されると、前記ヒートアップが行われている間、前記ミル出口温度の測定値の目標値に対する偏差に基づいて、前記ミル出口温度の測定値が目標値に近づくように、前記熱風発生装置で前記排ガスを発生させるための燃焼ガスの流量を制御するヒートアップ時ガス流量制御手段と、 前記ヒートアップが終了すると、前記ミル出口温度が目標値又は目標値付近の所定値まで低下するまでの間、前記負圧式・排ガス循環系の粉砕プラントにおける操業条件の目標値に応じた一定の流量になるように、前記熱風発生装置で前記排ガスを発生させるための燃焼ガスの流量を制御する給炭開始時ガス流量制御手段と、 前記ミル出口温度が目標値又は目標値付近の所定値まで低下すると、前記ミル出口温度の測定値の目標値に対する偏差に基づいて、前記ミル出口温度の測定値が目標値に近づくように、前記熱風発生装置で前記排ガスを発生させるための燃焼ガスの流量を制御する定常時ガス流量制御手段と、を有することを特徴とする粉砕プラント温度制御装置。
IPC (4件):
F23N 5/02 ,  B02C 21/00 ,  F23G 5/033 ,  F23C 9/08
FI (5件):
F23N5/02 344 ,  B02C21/00 A ,  F23G5/033 A ,  F23C99/00 320 ,  F23G5/033 C
Fターム (17件):
3K005AA06 ,  3K005AB07 ,  3K005AC05 ,  3K005BA05 ,  3K005CA06 ,  3K005EB03 ,  3K065AA24 ,  3K065AC20 ,  3K065BA06 ,  3K065CA02 ,  3K065CA20 ,  4D067DD03 ,  4D067DD13 ,  4D067EE32 ,  4D067EE45 ,  4D067FF16 ,  4D067GB02

前のページに戻る