特許
J-GLOBAL ID:201403078596998849

無線電力伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-223036
公開番号(公開出願番号):特開2014-075940
出願日: 2012年10月05日
公開日(公表日): 2014年04月24日
要約:
【課題】 特定の受電機器(負荷)に対して選択的に電力を供給することができると共に、他の受電機器(負荷)に対して電力の供給を確実に遮断することができる無線電力伝送システムを提供するものである。【解決手段】 無線電力伝送システム100は、送電機器10が、基準発振器11と、第1のPLL周波数逓倍器12と、逓倍器制御部13と、交流電源14と、送電手段15と、送信アンテナ16と、を備え、受電機器20が、受電手段21と、受信アンテナ22と、整流器制御部23と、同期整流器24と、ローパスフィルタ25と、を備え、送電機器10の逓倍器制御部13が、所定の負荷200に電力を供給する場合に、第1のPLL周波数逓倍器12の逓倍値を制御して、当該所定の負荷200を接続する受電機器20における固有周波数に発振周波数を一致させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
負荷がそれぞれ接続される複数の受電機器に対して送電機器から無線により電力を伝送する無線電力伝送システムにおいて、 前記送電機器は、 基準周波数の基準信号を生成する基準発振器と、 前記基準周波数の基準信号を任意の整数倍の発振周波数の逓倍信号に変化させる第1のPLL周波数逓倍器と、 前記第1のPLL周波数逓倍器の逓倍値を制御する逓倍器制御部と、 前記発振周波数の逓倍信号に基づいて当該発振周波数の交流電力を発生する交流電源と、 前記発振周波数の交流電力を無線により送電する送電手段と、 前記基準周波数の基準信号に同期させる同期用信号を無線により送信する送信アンテナと、 を備え、 前記受電機器は、 前記発振周波数の交流電力を無線により受電する受電手段と、 前記同期用信号を無線により受信する受信アンテナと、 前記同期用信号に基づいて、受電機器毎に予め設定される固有周波数の駆動信号を生成する整流器制御部と、 前記受電手段の後段に配設され、前記固有周波数の駆動信号に基づいて電路を開閉し、前記交流電力を直流電力に変換する同期整流器と、 前記同期整流器及び負荷間に配設され、遮断周波数より高い周波数の成分を逓減させるローパスフィルタと、 を備え、 前記遮断周波数が、前記発振周波数と前記固有周波数との差分の絶対値より小さく、 前記送電機器の逓倍器制御部は、所定の前記負荷に電力を供給する場合に、前記第1のPLL周波数逓倍器の逓倍値を制御して、当該所定の負荷を接続する受電機器における前記固有周波数に前記発振周波数を一致させることを特徴とする無線電力伝送システム。
IPC (2件):
H02J 17/00 ,  H04B 1/59
FI (3件):
H02J17/00 B ,  H02J17/00 X ,  H04B1/59

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